皆さんの癒しスポットはありますか?
私の癒しスポットの一つに行きつけの美容室があります。
美容師さんが優しくて綺麗で技術も高く丁寧で、マンツーマンの素敵な美容室です。
(もちろん、余分なトークもありません^^)
室内にはいつもアロマの香りが漂っっています。
今回カラーの予約をしながらもスケジュールがずれてしまって、2ヶ月先延ばしになってしまいました。
年末年始を控えてやはり髪の毛も年越しできる状態にしておきたい。
そこで、美容室が先延ばしになったけれども、自宅で自分でリタッチ染めをすることにしました。
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自宅でヘナでの髪染めに初チャレンジ
天然由来のヘナ染めに初挑戦
通常のヘアカラー剤は、化学染料を含んでいること、そしていつも頭皮に染みる刺激があります。
さらには髪質へのダメージも気になるところです。
そこで今回使うヘアカラー剤は、天然成分由来の「ヘナ」です。
ヘナはアーユルヴェーダでも使用されている薬草になります。
今回初めて天然のヘアカラー材であるヘナを用いて髪を染めてみることにしました。
購入したのは、行きつけのオーガニックショップさんに相談して決めた下記の商品です。
今回使用するヘナ
オーガニック認証の100%有機認定原料のグリーンノート ヘナ オーガニータ を使いました。
このグリーンノート ヘナ オーガニータ は、髪を美しく染めるだけではなく
ハーブが持つ自然本来のトリートメント効果もあります。
その粉を見るだけで、自然由来のものであることを感じる色合いです。
カラー剤でよくある鼻にツンとくるような刺激臭もありません。
私の頭髪の状況は、カラーが取れてくると、根元に白い部分が数本出てくるという状態です。
そのため、「白髪がない・少ない人用」というのを選びました。
さらに実際使用する容量も、1パック全て使わずに80%の量にして
全体染めも含めることにしました。
色のバリエーションも豊富
このグリーンノート ヘナ オーガニータ は、ライトブラウン、アースブラウン、ディープブラウンなど
白髪の量や染めたい色のイメージにより、色目を選択し調整することができます。
ヘナ染めに必要な材料
- ヘナカラー剤
- お湯
- ボウル
- 混ぜるもの(今回は使い捨て割り箸を使用)
- 新聞紙
- ラッップ
- 手袋
- (ターバンやシャワーキャップなど)
1、ボウルにヘナを自分に適した必要量をいれる。(目安は説明書に記載があります)
2、お湯を少しずつ入れてヘナをペースト状にする。
かなりドロッとしていて見た目は美しくありませんが、ハーブ・薬草の香りがしてきます。
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3、ケチャップ状になるまでよく混ぜる。
お湯と微調整していきながら、とろみが程よくなるまでよく混ぜました。
ダマが多少あっても溶け込んでいくので大丈夫です。
4、ヘナを頭皮に塗る前に、ブラッシングをして頭皮をマッサージしておきます。
(普段のシャンプ〜リンスの工程と同様です)
5、白髪の気になる部分にたっぷりとつけ、全体にもなじむようにクシを使ってつけていきます。
6、ヘナをつけた部分が固まって伸ばすことができなくなるため、
最初にたっぷりの量を伸ばして、満遍なくつけました。
7、満遍なくのばすことができたら、サランラップを髪に巻いて「1時間」待ちます。
ちょっとぶれてしまいましたが、このようにラップで巻いて保護し、
この上にさらにシャワーキャップなどをかぶります。
待機時間が1時間と長いので、この間私は入浴をしていました。
入浴準備に10-20分、半身浴で30ー40分(もともと長風呂です)。
水分も一緒にとりながらリラックスタイムを過ごします。
8、60分経過したら、全体をよく流します。
流しながらも、自然の香りが広がっています。
この時にヘアシャンプーをしてしまうと、染まったものが落ちてしまうので
ヘナ染めをした当日のシャンプーは控えることがポイントです。
9、タオルドライ をして、ドライヤーでよく乾かします。
タオルに若干「茶色」の色うつりがありましたが、水洗いをしたらすぐにとれました。
自宅でのヘナ染めのビフォーアフター 【画像あり】
自宅でのヘナ染めの前後を比較します
それでは、ヘナで染めた前後を比較してみます。
今回気になっていた数本の根本の白い部分。
白髪の部分が硬くなり「ピコン」とアンテナのように立ってしまっています(;´Д`)
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全ての工程終了後にはこのようになりました。
ピコンとたつ白髪も目立たなくなり、全体が少し明るくなり、同じ色で統一しました。
洗い上がりもふわふわしています。嫌な匂いもありません。
なんとなく艶感も出ている気がします。
ヘナ染めした全体の髪の変化
アフターでは、白かった部分が薄い茶色の染まりました。
光にかざすとやや赤茶になっています。
全体も染めたので、全体よりは少し白髪の部分だけ明るめになっていますが、
とても自然な感じで全体も染め上がることができました。
気になる頭皮のヒリヒリは?
化学染料で染めるときは、頭皮がしみるような刺激を受けやすく
わたしの場合、ヒリヒリすることもあれば、
冷たいものがジワーと染み込んでいく感じがあります。
あの感触が苦手でしたが、今回のヘナはまさに土の溶けたような重みが髪の上に被さる感じで、
個人的には「髪の中にヘナが溶け込む」という感覚を覚えました。
嫌なジワーっという感覚もありませんでした。
またお湯でとかしているので、ヒンヤリした感覚もなく頭皮に馴染んでいった感じです。
なにより、自然由来の薬草の香りなどに終始包まれていたことが心地良さをもたらしました。
もしかしたら、自然の香り「草や土の香り」が苦手な方には合わないかもしれません。
ご自身のご判断で使われてくださいね。
ヘナ染めの後の注意点
シャンプーは2日ほど保留にする
ヘナ染めの後は、できれば2日ほどシャンプーをしない方がよいとされています。
そのためスケジュール管理をして、「休日前に行う」のがおすすめです。
私の場合はどうしても翌日の外出が避けられなかったため
翌日にシャンプーをしてしまっていますが、
その後も染めが落ちてしまったということはなく過ごせました。
色移り対策をしておく
念のため色移り防止対策もした方がよいです。
パステルカラーや淡い色、
白い服などは避けて過ごす方が安心かなと思います。
自宅でヘナ染めをするためのポイント
初めてのヘナ染めで成功したコツ
私が今回、グリーンノート ヘナ オーガニータ を使って
初めての自宅でのヘナ染色で成功したポイント(コツ)は下記となります。
1、説明書をしっかりと読む。
自宅でも説明書通りに工程を踏んでいくことで、しっかりと染め上げることができました。
2、待機時間をしっかりとる。
初めての人は少し長めに待機した方が良いと書いてあったので、
もしかしたら「1時間15分」くらいにした方がより染まったのかもしれません。
そのほかの黒い髪の部分も明るくなり過ぎてしまうのが気になったので、
私の場合は今回のパターンでちょうど良かったかなという結論に至りました。
3、自身の白髪の量を把握しておき、的確な量を使用し気になる部分にしっかりと塗布する。
白髪の量と、明るさをどのようにしたいかのイメージをして、的確な染色量を使用し、
しっかりとケチャップ状にすることで満遍なく塗ることができました。
さらに、気になる部分には最初に塗布することも重要ポイントでした。
4、ヘナを塗布する前に、ヘアマッサージをしっかり行う。
ヘアマッサージをしっかり行うことで、ヘナが浸透しやすくなります。
ブラッシングと頭皮マッサージを入念に行いました。
▶︎▶︎▶︎▶︎ヘッドマッサージについては、湯シャンの記事に詳細(後半部分)に記載しています。
5、染めた直後には、シャンプーをせずにお湯で洗い流すのみとする。
ヘナをしっかり浸透させるため、できるだけ長持ちする工夫を継続します。
1時間の待機時間がミソ
上記の中でも特に1時間の待機が待つという点が重要だと感じます。
サランラップまたはシャワーハットをしますので、そのままお昼寝をしたり、
こたつにあたって待機したりすることも可能です。
挑戦される方は、準備と計画をした上で、
ご自身にあった待機方法を考えておいてから、行ってみてくださいね。
まとめ
今回初めて自宅でヘナ染めしてみましたが、意外と簡単でした。
さらに、安心安全な材料を使っていることで、きつい刺激臭もなく快適に終えることができました。
美容室にも「ヘナ染め」のメニューがあるので、今後もより心地よいヘアケアを継続していきたいと思います。
今回自分自身でリタッチに挑戦した分、
次回には大切な癒しスポットの大好きな美容師さんに、ゆったりとお手入れをしていただきたいと思います。
これで、なんとかヘアケアも終わり、無事に年越しができそうです♪
お読みいただきましてありがとうございました。