ようやく暖かくなってきたので、3連休はスプリングコートを着てお出かけ。
お供にしたのは、カラフルな毛糸で編んだ「モチーフ編みのバッグ」です。
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かぎ針で編んだモチーフ編みのバッグ
野呂英作さんの毛糸の世界
モチーフ編みのバッグに使用した毛糸は、そのグラデーションの出方がとても自然で、発色がとても美しい野呂英作さんの毛糸です。
アートな雰囲気を味わえるのも魅力の一つ。
編んでいる時の質感も楽しめるほか、出来上がりの風合いも楽しめる素敵な毛糸でした。
モチーフつなぎに使用したモチーフは15枚
今回のモチーフつなぎでは、モチーフを15枚編みました。
段染め毛糸なので、どのモチーフも二つと同じものはなく、
つなげる時も色合いを楽しむことができました。
モチーフつなぎのバッグ:持ち手部分の編み方
持ち手部分のアップ画像
持ち手は、モチーフ部分から拾い目をしながら、細編みのみで編み、ほどよく強度もあります。
肩にぶら下げるのがお気に入り
腕にぶら下げたり、肩にもぶら下げられる長さにしました。
水色、ピンク、黄色、緑と色とりどりの美しい世界。
色が切り替わる部分はどうなっているのだろうとまじまじみてみたり、
毛糸自体も、細い部分と紡いだ感のある自然な太さがとてもユニークで、
編んでいてもとても心地の良い毛糸でした。
モチーフつなぎのバッグ 水通し前と水通し後の違い
15枚のモチーフを繋いで完成したバッグですが、水通しをする前と水通し後とでは、だいぶ表情が異なりました。
その様子を写真におさめてみました。
水通し前
まずは水通し前からです。
水通しをする前は、編み上がった感が残っています。
柔らかな毛糸を編んだことで、ネット編みの部分が少しかたくなったような感も見受けられます。
この編み上がり感がどのように変化するのか、ワクワクしながら水通しをしました。
水通し後
そして、下記が水通し後が下記の画像です。
水通しをして毛糸に「水と空気」を含め、乾燥させたら驚くほどフワフワで柔らかくなり、
一気に風合いが増して全体的に編み目も整ってまとまった気がします。
洗い上げた髪をドライヤーで乾かしてまとめ髪になったような、そんな仕上がりとなりました。
水通しをすることでさらに毛糸の良さが引き立って行った感じです。
表側と裏側の表情の違い
モチーフつなぎのバッグの工夫した点
このモチーフつなぎのバッグは、ただ色が出てくるままに編んでいったのではなく、
途中途中で色々と工夫をして編んで行きました。
特に気をつけたのは、毛糸の色合いを生かせるよう自分なりの工夫をしてみました。
- モチーフは、同じ色が両隣にならないよう、色味を分散させて繋いで行きました。
- さらに、バッグの表側と裏側では、それぞれの表情を楽しめるように組み合わせを変えて、モチーフつなぎをしました。
- 持ち手部分の工夫:モチーフ部分が、色々な色合いになる分、持ち手部分はどちらも同じ色で揃うように統一しました。
表面と裏面のモチーフ編みバッグの違い
向かって左側は黄色のモチーフを中央にした面となり、
向かって右側はピンクのモチーフを中央に配置しました。
モチーフの中央の花の部分と、周りのネット編みの部分の色が自然と切り替わっているので、
花びらの部分とネット編みの部分が自然な形で別れ、中央の花が浮き立つような感じになりました。
編み物をされない方からには「何色か毛糸を使っているの?」と聞かれたり、
まさに、段染め毛糸の摩訶不思議さ、段染めマジックだなと思う部分です。
モチーフ編みのバッグの実用性
インナーバッグ
このモチーフ編みのバッグの実用性としては、やはりニット製品ということで重みには弱い点があります。
そのため中には、麻布で手作りしたあずま袋をインナーバッグとして使用しました。
必要最低限
それでもやはり少しでも長く使えるように、荷物は極力必要最低限として、なるべく重いものを入れるのは控えるようにはしています。
お買い物用には別でエコバッグを持参しているので特に問題はないのですが、
普段どちらかというと荷物が多めの方なので、必要最低限のみで身軽にもなりました。
モチーフ編みのバッグに編んだかぎ針と編み図
使用したかぎ針
使用したかぎ針:5/0号ー6/0号
6/0号で編むか、5/0号でふんわり空気感が含まれるような感じで編み、
カチカチにならないように気をつけています。
モチーフ編みのバッグに使用した編み図ブック
今回のモチーフつなぎのバッグの編み図は、NORO BOOKから使用しています。
このNOROBOOK に掲載されている編み図には、棒針で編むニットウェアの編み方がほとんどですが、
この「かぎ針編みのモチーフ編みのバッグ」があったので、毛糸購入時にbook も一緒に購入しました。
使用した野呂英作さんの毛糸:シルクガーデン
野呂ヤーン:シルクガーデン
使用したのは毛糸は、野呂英作さんの「シルクガーデン」という毛糸。
中でも、ピンクが挿し色として効果的な段染め毛糸です。
ユザワヤ さんのセールでゲット
購入先は、ユザワヤ さんです。
ユザワヤさんは、野呂英作さんの毛糸がよくセールになるため、その時を狙って購入したものでした。
普段はなかなか定価では手が出せないお値段なので、オフになっている時期は見逃せない状況です。
毛糸のちょうど隣に置いてあったNORObookに「モチーフ編みのバッグ」が目に入り、購入の決め手となりました。
お出かけ日和
そしてお出かけへ。
このモチーフ編みのバッグは、ウールですが
まだ肌寒い今の春先にちょうど良かったかなと思います。
向かった先の一つは、初めての「無農薬・自然栽培のビーガンレストラン」。
脂っぽさがなく、胃袋に優しくて作り手の方のあたたかさが伝わる自然な手料理でした。
シンプルな玄米弁当を食べながら過ごす、春の穏やかな日。
今回のカラフルなバッグのように、
これから様々な春のお花がカラフルに色づいていく、とても好きな季節になります。
みなさまの暮らす町にも、あたたかくカラフルに色付く春が訪れますように♪と祈っております。
青色のモチーフ編みのバッグも、涼しげで素敵です。
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フェリシモ の「季節のお花モチーフ200の編み図デザイン」の詳細と編んだ作品
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モチーフつなぎ詳細はコチラ
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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