編み物資格 棒針編み 棒針編み講師科

手編みのニットスカート① 〜編み物の答えは一つではない〜

手編みのニットスカートの製作記録となります。

自分サイズのスカートの製図をかき、目数計算や割り出しをして、編み方図を作って編んでいくという流れになります。

 

ヴォーグ 通信講座 講師科 棒針編み
ヴォーグ学園 通信講座 「棒針編み」講師科受講記録【教材と揃えた道具類など】

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棒針編みの分散増減目法

今回のフレアースカートは棒針編みの分散増減目法で編んでいくデザインとなります。

分散増減目法について

分散増目法というのは、下記と定義されています。

分散増減目法:針の太さを変えずに模様の大きさを変えることで、サイズの調整をする方法。

出典:ヴォーグ 社

 

かぎ針編みの分散増減法では、ショールカラーを作成しました。

その時は「分散増減目のグラフ」のテキストがあり、増された位置にその広がる分量を示す増目率なども記入されており、その点においては計算なしで使うことができました。

ですが、今回の棒針編みの分散増減法においては、そういった増目率のテキストがなく、自分で計算をしながら大きさを変える必要がありました。

 

模様の大きさを変える方法

  1. 模様と模様の間の調整
  2. 模様自体を調整
  3. 模様と間の両方で調整

 

今回は、1の「模様と模様の間の調整をする」分散増減法を使用していく予定となっています。

 

毛糸と模様を決める

毛糸を決める

毛糸は2種類候補があって、黄色とグレーとで編み地を編みました。

黄色といっても深みのある秋色の黄色だったので、春は少し重いかな?と思い、

春も冬も行けそうな、グレーにしました。

 

模様を決んでゲージを編む

模様は課題のテキストだとノット編みのスカートになっており、一応ゲージを編みました。

 

ノット編みの模様

 

編んだ後、やはり今回もオリジナルにしたいと考え、自分なりにちがう模様を設定することにしました。

もっと凝ったデザインにもしたいなとは思いましたが、初めてのオリジナルスカートなので、

模様は変更してもテキストを参考にしてすすめられるように、

なるべくシンプルな模様で、ノット編みの模様と似たような設定になる、調整しやすくてかつ好きな模様にしました。

 

手編みスカートのゲージと模様

 

 

手編みのニットスカートの製図

コンパスを使わない製図方法

今回のフレアースカートは、コンパスを使わずに書いています。

通常は製図用のコンパスを使いますが、大きなコンパスがなかったので、テキストにのっている地道なタイプの方法で円を書きました。

 

手編みスカートの製図

 

製図は、上下2段分けた円形製図を書きました。

ウエストと裾は希望の寸法で設定するため、ヒップがその中におさまるのか心配でしたが、指示通りに書いたところ、無事にヒップはおさまっていて安心しました。

ヒップ幅が足りない場合は、それを補う製図方法もあるようです。

 

サイズの調整とゲージ

  • W幅:W/4+いせこみ
  • 裾幅:好みでフレアー加減を決める。手持ちのスカートを確認して決めました。
  • スカート丈:好みで決める。ロングスカートは履かないため、膝下丈56cmで進めることにしました。

ちなみに私の身長は標準身長です。

特に注意したのは、スカートはその重みで伸びる可能性があるという点です。

そのため、「ゲージ」の段階から少し縦に伸ばし、ある程度伸びることを予測したゲージを取りました。

 

スカートの割り出し

編み物の計算機

かぎ針編みのスクーリングに行った時に、先生から「棒針編み講師科」からはとにかく計算がたくさんある、

と言いていた通り、1に計算2に計算でした。

 

計算機はそれまで小さいものを使っていましたが、あまりにも頻度が高いので、打ちやすい大きさのものにしようと思い、

さらには、編み物のあまり計算のできる便利な計算機を調達いたしました。

余りがでるので、編み物計算にはとても便利です。

 

編み物用計算機とニットスカートの製図

 

割り出しの内容とポインと

ゲージから、スカートの段数目数を割り出して行きました。

今回スカートを編むにあたって、同じように棒針編みの講師科の課題を先に終えた方とお話をしていて、

「このスカートのテキストは説明が少なすぎる」と聞いていたのですが^^;

通信で取り組むには、確かにハードルが高いと感じながら取り組みました。

 

今までで一番、テキストを熟読した気がします。

すぐ聞くことのできる人がいないので、できるだけ(ない)千恵を絞って限界まで考えぬきました。

 

<割り出しの内容>編んだゲージから段数目数を割り出していきます。

  • ウエストと裾:模様数が何目になるのか、その目数が模様何柄になるのか。
  • スカート丈:何段となるのか、分散増目の段数は、何柄に何目減目をするのか。
    基本の模様を含めて何分割すれば良いのか。編み物の計算式をどうあてはめるのか。などなど。

 

スカート丈の段数

特に今回難しかったのは、スカート丈の段数を「何分割」にするかという点でした。

編み物の間隔計算は他の作品の復習にもなりますが、その辺も加わっての計算で、何度も脳みそがフリーズしたり、

スタートする裾の何柄何目が、ゴールのウェスト部では何柄何目になるのか、編み方図を何度もじっと見ながら、実に謎解きのような時間でした。

脳活としてはおおいに役立ったと思います。

 

自分の場合の段数計算より、9分割にする方法と5分割にする方法とそれぞれ計算し、編み方図を書きましたが、どの方法で進めるか悩みました。

先生に相談したところ、それぞれに分割した場合の特徴を教えてくださいました。

分割の仕方によって、ラインの流れ方が変わったり、編みやすさが変わったり、また毛糸の消費量が変わったりすることを学びました。

そして最終的には「自分がやりやすい方法で編めばよい」というご指導をいただき、今回は「5分割」の方で編み進めて行くこととなります。

編み方図も、下記のような感じで設定して、ここに段数目数、減目数など様々に書き込んでいって完成です。

 

コンセプトを使った編み図

スカート用簡易編み図

 

 

手編みのスカートの製図・割り出しからの学び

以上「手編みスカートの製図と割り出し」からは、答えは1つだけではなく、

その都度やりやすい方法、簡単な方法、ちょっと手が込んだ方法、デザインを重視する方法など様々な選択肢があり、

その都度、自分が取り組みやすい方法を選んだり、調整ができるということから、

『編み物の正解は決して「一つ」ではない』ということを、再度学ぶことができたと思います。

 

この時の先生のお言葉でのおかげで、決して難しい方や完璧な方を選ばなくてもいいんだ。

もちろんそちらを選びたい場合は選んでもよし、選ばなくても間違いではないのだ。

そう思えたら、これまでの考えすぎていた脳みそが、すーっと緩んで行きました。

 

編み物は計算の占める割合が大きい部分もあり、きっちりしなくてはならない部分も多いですが、

押さえるべきポイントはおさえ、

緩くとらえていい部分は自分の編みやすい方を選択していくなど、柔軟に考えることもできる。

ただそのためには、色々な方法があるということ、そのバリエーションを知っておくことが大前提になるんだなと感じました。

 

本日はこの辺りでまとめたいと思います。

 

ご覧いただきまして、ありがとうございました( ﹡ˆ ˆ﹡ )

 

 

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