ラベリーで大人気の三角ショール「ロストインタイムショール」を編みました。
立体的な模様が浮かぶそのデザインをみて一目惚れをし、その編み方がとても素敵で楽しかったので、
今までに2枚編みました。
そんな素敵なロストインタイムショールの編み方のサイトとともにご紹介していきます。
ーこの記事の内容ー
<前編>
・ロストインタイムショールについて
・1枚目に編んだロストインタイムショールの記録
・ロストインタイムショールの編み方と編み図について
ラベリーとは?
-
ラベリーは編み物の世界が広がる選択肢の一つ
続きを見る
クリックできる目次
ロストインタイムショールとは三角ショールの海外パターン
ロストインタイムショールについての詳細
ロストインタイムショールとは、2017年3月に公開されたRaverlyでも人気の三角ショールのパターンです。
英語では、Lost in time Lost in Time shawl と表記されます。
ショール好きの編みもの好きさんなら、一度は編んでみたいショールですね!
ロストインタイムショールに出てくる編み方
・細編み
・鎖編み
・長編み
・引き抜き編み
・パプコーン編み
・表(裏)引き上げ編み
・鎖2目のピコット編み
この普通の編み方が、どうしてあのような模様になるのか、謎解きのようで楽しかったです。
ロストインタイムショールの第一印象
ロストインタイムという響きからとても魅力的です。
「ロストインタイム」とは、時間の迷子や時空の迷子と訳されることが多いようです。
いずれも時間を失うということで、夢中になって編んでいるとまさにロストインタイム。
私も夢中になって編み、夜な夜な編んでいました。
それでは、実際に編んだショールについての覚書です。
初めて編んだロストインタイムショール
ショールを編むことに至った経緯
最初発見したのはSNSでした。
冒頭でも記載したように、一目惚れです。
よくある三角ショールの編み図では平たい構造が多いですが、このロストインタイムは3Dのように編み目が浮き立っていて、
編んでみたいと思わずにはいられませんでした。
編み物好きの皆さんに人気のあるショールで編んでいるものといえば!のベスト5には入るのではないでしょうか?
私ならベスト3以内、いやNO.1かもしれません。
選んだ毛糸や使用かぎ針の詳細
使う糸は悩みました。
失敗したくないという気持ちと、素敵なパターンをだいなしにしないようにしたいという思いで選んだのは、
「指定糸」Scheepjesの毛糸です。(読み方「シェイプイェス」)
・シェイプイェスは、オランダの毛糸で中細タイプ。
・コットン60%、アクリル40%
軽くて通気性にも優れているようですので、ショールにはぴったりです。
使用糸:Scheepjes Whirl オレンジ色のグラデーションヤーン(225g)
使用かぎ針:ペンE 5号かぎ針(3.5mm)
色鮮やかなこのようなドーナツのような、ケーキのようなコットンの糸になります。
単色もありますが、グラデーションを重視して段染め糸を選びました。
毛糸の編み方向:薄い方から編む?濃い方から編む?
ロールになっている毛糸は初めてで、外側から編むのか内側から編むのか迷いました。
そこで両方編んでみました。
▶︎こちらが濃い方から編んだもの。
▶︎こちらが、薄い方から編んだものです。
色がだんだん濃くなると重くなるので、
私の場合は、「薄い方から編み始め、濃くなるにつれて大きくなる」という仕上がりを目指すことにしました。
綺麗なグラデーション現れ始める
少しずつ、色が変化していきます。
編んでいてとてもワクワクする瞬間です。
だんだん画面に収まらなくなってきます。
元気カラーのオレンジは、前向きな気持ちで編み続けることができました。
とても編みやすかったというのも、グングン育てることができたポイントでした。
ロストインタイムショールのピン打ちに必要な道具
そして、見る見るうちに完成。
下の画像は、ショールをピン打ちしたときの画像です。
何しろ当時は、初めてのコットンで編むショールでしたので、みようみまねで適当に行った点もありまして、少し歪んでいます。
(それまでは毛糸ウールでのショールのみの経験でした)
フォークピン
今回、初めてピン打ちをしたので、
後から見てみると、完璧にピン打ちできていなかったなあというのがわかりお恥ずかしいです。
この時は、普通の耐熱まち針を使いました。
この時は、家にあるまち針を総動員してピン打ちしましたが、とても大変でした。
そのため、この後フォークピンという便利なピンを購入しました。
ファークピンは、ピンが二本分で一つになっているので、
ピン打ちの時に時短にもなりとても便利です。
チューリップさんから出ているブロッキング専用のワイヤーや、
ニットプロさんのブロッキング用のピンであればもっとスムーズにピン打ちできそうです。
こちらは、オーソドックスなクロバー さんのまち針です。
海外の方々は、素晴らしいショールをたくさん見かけます。
そのためか、海外製のショール用ピンは本格的なピンが揃っていて便利そうです。
私ももう一枚編めたら、ご褒美に海外製のショールピンを購入したいと思っているところです。
ジョイントマット
畳や絨毯にもピン打ちはできますが、
アイロンでスチームがけをするときに、湿気が移ってしまうため、
できれば画像のようなジョイントマットがあると良いです。
私の場合は、セリアさんで20枚ほど調達しました。
その後で、ホームセンターなどもみたら、かなりしっかりしているマットがたくさんありましたので、このマットが痛んできたら、次はしっかりとしたマットにしたいと思っています。
ちょっと値段ははるのですが、海外のブロッキング専用のマットがありました。
これは、方眼タイプになっているのでより正確に綺麗にブロッキングできそうですね。
色々なマットがありますね。
スチームアイロン
ショールが大きいので、スチームアイロンをかけるのはかなり大変でした。
ざっと水通ししてからピン打ちで整形してもよいのかもしれませんが、私の場合は必死にスチームをあてました。
使用したスチームアイロンについてはこちらの記事に詳細を載せておりますので、よろしければ参考にされてみてくださいね。
-
編み物教室の先生お墨付き「ニット専用アイロン」購入しました 〜仕上げに便利なアイロン台・アイロン収納バッグ♪〜
続きを見る
英文パターン攻略のための参考本
自分的に戸惑ったのは、ロストインタイムの編み方については、
日本で言う一般的な「編み図」ではなく、英文パターンだったところです。
そこで参考にさせていただいたのは、ご存知、
西村先生の「編みもの『英文パタ-ン』ハンドブック です。
各サイトでレビューもよい神本です。
こちらの本は、評判通りとてもわかりやすかったです。
ラベリーを頻繁に利用されたい方や、英文パターンを学びたい方は必見で間違いありません。
ロストインタイムショールの編み図と編み方サイト
それでは、こんなに素敵なロストインタイムショールのサイトを紹介させていただきます。
色々な言語で訳されていて、世界中で愛されているということがわかります。
まとめ
初めてのLostintimeだったので、毛糸選びから編み方のヒントまで、編み物仲間さんにアドバイスいただきながら完成することができました。
また、とても素敵な模様で編むのが本当に楽しかったので、毛糸の種類を変えて再度編みたいと思う作品でした。
素敵なデザイナーさんに感謝です。
後編では2枚目に編んだLostintimeshawlのお話です。
今回とは雰囲気をガラッと変えてみました。
よかったらみていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▶︎▶︎▶︎後編(2枚目)はこちらに続きます。
-
ラベリーのフリーパターンで編む三角ショール 【ロストインタイムショール・後編】
続きを見る
▶︎▶︎▶︎3枚目に編んだショールについて
-
オパール毛糸で編む三角ショール 【ロストインタイムショールNo.3】
続きを見る
▶︎▶︎▶︎ラベリーとは?
-
ラベリーは編み物の世界が広がる選択肢の一つ
続きを見る
▶︎▶︎▶︎使用しているおすすめのスチームアイロンについて
-
編み物教室の先生お墨付き「ニット専用アイロン」購入しました 〜仕上げに便利なアイロン台・アイロン収納バッグ♪〜
続きを見る