健康生活

「湯シャン」を始めました① 【頭皮ケア対策】

 

頭皮ケアについて、20年ほど悩みがありました。

そんな悩みを解決すべく、

健康的に頭皮を保つことのできる方法にチャレンジすることにしました。

それは、

話題の「湯シャン」です。

 

湯シャンって何?初めて聞かれる方も多いことでしょう。

医療現場で勤務していた時の

知識や体験談も踏まえてまとめてみましたので、

安全で安心できる頭皮ケアに興味のある方や、

頭皮ケアに悩みを持っている方

役立てば幸いです。

 

 

毎日洗髪しているのに、なぜフケがなくならないんだろう?

毎日洗髪しても、どうしてフケが出るんだろう?

そんな素朴な疑問がずっと根底にありました。

フケの原因

フケ とは、いわゆる体の「垢」のようなもので、古くなった角質が剥がれたもの。

種類としては下記の2種類があります。

1、乾性フケ

2、脂性フケ

1、乾性フケ は、さらさらと落ちてくるフケ であり、

原因:頭皮の乾燥・ダメージなど

2、脂性フケ

原因:免疫力の低下、皮脂の分泌量増加、常在菌(マラセチア菌)増殖など

フケ の原因がわかったところで、

フケ によって起こってくる症状などをみていきます。

 

フケ による症状・疾患のリスク

引き起こされる症状

「フケの放置により、引き起こされる症状」

かゆみ、脱毛症、薄毛など

 

脱毛症まで起きるの!?

と思われる方もいらっしゃることでしょう。

 

私と母の体験談

実際「フケ によるかゆみ」というのは、私自身も体感してきました。

脱毛症や薄毛などの経験はないのですが、

母がよく「脱毛症」を起こしており皮膚科の先生に相談をしたことがあります。

私の母はかなりの心配症なのですが、心配しすぎて時々いわゆる「ハゲ」ができてしまうのです。

皮膚科の先生に相談したところ、悩みからのストレスにより免疫力が低下し、

「マラセチア菌」が増殖し脂性フケがふえているのではないかとのこと。

 

また、同時に雑菌が増えており、これらの雑菌はフケを餌にして増え続けてしまい、

雑菌の増加により毛穴がつまって頭髪にも頭皮にも栄養がいかなくなり、

結果として、抜け毛がふえて「はげ」ができる、というわけです。

次に、この「ハゲ」をも引き起こしてしまうフケ対策を確認していきます。

 

フケ 対策

フケ 対策には、下記の二つがポイントになります。

「フケ 対策」

1、乾燥の防止

2、頭皮の皮脂分泌過多を防ぐ

 

1、乾燥防止対策:刺激の強いシャンプーだと、頭皮の乾燥を引き起こすため、低刺激のシャンプーに変更すると良い。

その一つとして、お湯のみで洗浄する「湯シャン」が効果的だというのがわかります。

 

2、頭皮の皮脂分泌過多を防ぐ:

食生活習慣飲み直しとして、油っぽい食べ物(バター、チーズ、チョコレートなど)や、

糖分やコレステロールの高い食べ物(ご飯、スナック菓子など)を控えていく必要がある。

私は特に、チーズには目が無いほどのチーズ好きなのと、ご飯大好き人間。

この辺りを改善していく必要があるので、頑張りたいと思います。

現在、食生活も見直して「無添加・無農薬」をベースに、

食材も大分ナチュラルなものになりました。

(この点については別記事にて詳細をまとめます)

 

ストレスフルな環境も要因だった

湯シャンに取り組む前に、

ストレスについて少しだけ書いておきます。

ストレスフルな環境

医療現場というストレスフルな職場は、

あらゆる「菌」をもらいやすい場所でもあります。

夜勤もして睡眠や生活バランスは崩れまくって、健康に悪い生活を送っていました。

普通に眠るべき時間に起きていて働く、この代償は私にとってはとても大きなものでした。

頭皮の悩み:フケの出る時、ベタつく時

そんな私がこれまで愛用していたシャンプーandリンスは、CMでもおなじみ

フケに悩みがあるといえば、シャンプーは『メリット』です。

メリットには、リンスのいらないメリットもあり、時短のためによく使っていました。

また夏季になると、クールタイプのひんやりと気持ちが良いメリットも出て、

すかさず愛用していました。

メリットばかりでは楽しくないので、気分転換に香りの良いシャンプーなどを時々使ったりしていました。

 

 

そんなこんなで体感したのは、

メリットを使わない日、もしくは他のシャンプーリンスを使った日には、

必ずと言っていいほど、フケが出てくるのです。

外部からの汚れがつきやすいので、洗髪をしないという選択肢はないのですが、

洗髪をうっかりしそびれて眠ってしまった時は、

髪はべとつきやすいなぁ、なんて思っていました。

これでは、メリットが手放せない。

普通のおしゃれなシャンプーを毎日使いたいのに、

使うとフケが出やすくなる感触があります。

なぜだろう?

現在の環境

ストレスはピークに達し、

ある時、医療現場からは離れる決意をしました。

現在、ストレスフルな環境からは逃れられましたが、

それでも、この職業をしている限り一定のストレスは避けられず、

ストレス対策も色々しています。

ですが、それとは別で頭皮やシャンプーの悩みは続いていました。

 

湯シャンに行き着いた経緯

ヘアスタイルを保つ意義

 

変化のきっかけは、昨年からの自粛生活ステイホームにより

生活に変化が訪れたことです。

リモートワークが増えたこと。

リモートワーク、つまり在宅での仕事。

在宅にいる=職場に行かない→外出しない→くつろぎながら過ごす→ノーメイクで過ごす→髪型も自由

(油断すると廃人生活になるので、この辺りで止めておきます)

こんな感じで、

ヘアスタイルに整髪料などを使ってスタイリングすることがなくなったことが

頭皮ケアを見直す1番のきっかけとなりました。

その他にも、感染症対策を色々調べていく中で、

今まで知らなかったこと、今まで正しいと思っていたことが

間違っていたことに気が付きました。

それはもう、自分の中のこれまでの人生はなんだったんだろうと思えるほどの出来事

と言っても過言ではありません。

(この件に関しては、かなりの時間を要するので割愛しますが、
 詳しく知りたい方はコメントかメッセージをくださいね😉)

洗髪の頻度を減らしてみる

ヘアスタイルのセッティングにあたり、「整髪料」を使わなくても良くなった分、

洗髪の頻度を減らせるのでは?と感じました。

外出すれば必ず外部からの汚れが頭皮にも毛髪にも付着するので洗髪は必須。

けれど在宅にいるだけでは外部からの汚れが減りますから、

汚れていない時は、洗わなくてもいいんじゃない?と思い、

早速、洗髪しない日を作りはじめました。

 

合成シャンプーの成分

そして、生活の中にあるあらゆる添加物なども合わせて勉強をしていく中で、

「頭髪を本当の意味で、健康に保ちたい」という想い

シャンプー&リンスについても色々調べまくりました。

 

合成シャンプーの成分

このように、ありとあらゆるものが入っているのです。

それらひとつひとつが、体にとってどのような意味をもたらすのでしょうか。

 

体によいシャンプーをしたい

体にも心にも本当に安心できるシャンプーをしたい。

そして巡り巡って辿り着いたのが、

「湯シャン」だったのです。

 

本当にお湯だけで大丈夫だろうか?という半信半疑な気持ちもありましたが、

人はトライアンドエラーを繰り返して成長する生き物です。

調べたことはすぐにアウトプットしていきますよ(ˊᴗˋ˶)

 

湯シャン方法とポイントなど

湯シャンを始める上で

普段シャンプーをする前提として、

汚れを浮かせるために「ブラッシング」をして、「ある程度お湯のみで流す」という工程を踏んでいる思います。

その「ある程度お湯のみで流す」部分を、

この「湯シャン」においては特に入念に行っていきます。

それでは、実際の手順をご紹介するにゃん

 

私的・湯シャンの手順(方法)

「湯シャンの手順」

1、頭皮をブラシでしっかりとブラッシングする

2、お湯は暑すぎないように38-39度ほどで設定

3、指の腹で頭皮をマッサージするように頭皮を洗浄する

4、髪の毛もしっかりとお湯で洗い流す

 

こんな順番で洗っています。

思ったより、普通ですね?

次にポイントを記載していきますね。

 

湯シャンのポイント

個人的には、頭皮マッサージがポイントかなと感じます。

頭皮マッサージの仕方もいろいろあって、どの方向からマッサージし、

どのような順番でしたら効果的か

というしっかりとした根拠があります。

頭皮マッサージで動画など調べていただくと、たくさん出てくるかと思います。

大切なのは、

・爪をしっかり切っておき、爪をたてないこと。

・マッサージをする時は、指の腹を使う。

・5本指をフルに活用させてマッサージすると心地よい。

 

頭皮のマッサージをする時は、外から中に向かって5本指を使って全体をほぐしていきます。

 

頭頂部をしっかりと押さえるととても気持ちが良いです。

時には、下記のような頭部のツボを意識することもあります。

痛くない程度の刺激ですね。

 

時には、身体に不具合のある場所を意識してマッサージするようにしています。

 

自分の体が相手なので、効果がなければやめて、他の方法を探す。

こんな感じで、自分に最適な方法を常に追い求めるようにしています。

 

頭皮マッサージと洗髪は特技

以前、患者さんの洗髪ケアを1日4-5人はしている病棟に勤務していた時期があったことで、

洗髪や頭皮マッサージについては、

美容師さん並みに得意であると自負しています☺️

「上手だね」といつも褒めてもらっていました。

自分自身の頭皮と髪を労ることになった今、

その時ストレスフルな環境で頑張った意味が、ここにきて役立っているのだなぁ、

と感慨深くなった次第でした。

 

湯シャンをしてみた感想&効果

 

マッサージと無臭の心地よさ

実際にお湯だけで洗浄をした結果、

「え!なに、お湯だけでもこんなに気持ちがよいものなの!」

少し大げさですが、マッサージの効果が心地よさを引き寄せているのだと感じます。

今まで必須だと知らず知らずに思っていたシャンプーがなくても、

生きていけるんじゃないかと思うほどでした。

また、今までシャンプーには「香り」も大切だと思っていましたが、

「無臭」であることの心地よさを感じるようになりました。

 

湯シャンだけではオイリーになる?

湯シャンのみを開始するにあたって、オイリーな状況になるかな?と少し不安もありました。

オイリーになるとはいわゆる「べとつき」です。

それが、思ったよりも感じず、快適なのです。

(オイリー加減は乾燥方法と関与しているので、この後詳しく記述しています)

 

湯シャンの効果

抜け毛について

結論から言いますと、湯シャンを初めてから抜け毛が減りました。

洗髪をするほどに毛髪もごそっとぬけていて、

いつも「排水口」がつまりやすいという支障が出ていました。

髪を溶かす洗剤を1ヶ月に2回は使っていました。

ですが、なんとそれもそれも今では月に一回あるかないかです。

 

メンズ スカルプケアシャンプー

気持ちの変化

心にも変化が出てきました。

何よりも、「自然な洗い方」をしている、

というそのことだけで安心感も生まれました。

満足感というか、充足感というか、

ケミカルなことから離れていくことで体が喜んでいるのがわかるのです。

 

気になるフケの状態は?

湯シャン開始後、今のところは激しくフケが出るといった状態にはなっていません。

ただ、最初に試みた「洗髪しない日をつくる」この状況によってはやはりフケが出ます。

そのため、湯シャンをする場合はに大切なことは下記と感じています。

 

ポイント

「毎日定期的にしっかりと湯シャンをし、

汚れを落とし&効果的なマッサージをして

頭皮の新陳代謝を活発に保つ必要がある」

 

※これはあくまでも私にあった効果なので、人によっては異なると思います。

 

湯シャン後の頭髪乾燥方法:臭い対策

湯シャン後の臭い

さらに、湯シャンがどれほど心地よくても、

私はどちらかというと潔癖症&神経質な方なので、

汚れや匂いは大丈夫?と心配になりました。

臭いが気になる時は確かにあり検証しました。

それは、「しっかりと乾かさない時」です。

 

ドライヤーと自然乾燥のデメリット比較

いわゆるケミカル的なものを使わない「湯シャン」

それであれば、「乾燥」自体もドライヤーを使わずに「自然乾燥」にこだわりたくなります。

「自然乾燥」

・乾かない部分があると雑菌が繁殖して臭いの原因になる。

・濡れたままだと、頭皮が冷たくなることで血液循環(血行)不良となりやすい。

・半乾きだとキューティクルがはがれやすい。

そのため、そのまま髪をとかしたり、枕の上に頭を載せることで、

「髪の痛む」原因となりやすい。

 

「ドライヤー」

・熱い温風を長くかけすぎると、髪のタンパク質が失われて「髪が痛む」原因となる。

・ドライヤーからは「およそ2.9マイクロテスラ」の電磁波が発生しており、

髪及び脳への影響が懸念される。

 

ドライヤーの電磁波

以上より、私が気になるのは「ドライヤーからの電磁波」です。

何せ、髪は繊細ですし、頭皮のすぐ下は大切な「脳」があります。

 

 

国際機関のガイドライン値では、「100マイクロテスラ」だそうです。

注意ポイント

テレビ:0.3マイクロテスラ
ITクッキングヒーター:0.2マイクロテスラ
ドライヤー:2.9マイクロテスラ

 

テレビやクッキングヒーターよりも、ドライヤーの電磁波の方が少し多めです。

脳を守るためにも、ドライヤーの使用方法も配慮が必要だと感じます。

 

湯シャンの後の乾燥方法の詳細

以上をまとめますと、

湯シャンの後は半乾きなどの状態で髪が雑菌を繁殖させたり、

キューティクルを壊さないように、

しっかりと乾かす必要がある

ということがわかるかと思います。

 

「湯シャン後の頭髪乾燥方法」

1.しっかりとタオルドライする:できればタオルを2枚ほど使って、水分を拭き取る

2.髪にタオルを当て、髪・脳を保護しながらドライヤーで乾かす

このとき、熱風を1箇所にとどめないように満遍なく乾かす。

さらに、冷風が出る機能があれば、

冷風を使うなどして高熱が持続しないように留意する。

 

なるべく、短時間で乾かすことが大切です。

そのためには「タオル」の使い方がポイントとなります。

 

1)水分をしっかり除去できるように、髪にタオルをしっかりと巻き水分を吸収させます。

できれば、タオルは二枚ほど用意して、

最初に拭き取った分と、ドライヤー時に使うタオルを別々に用意します。

 

2)髪の毛の水分がしたたりおちないて程度に、

1枚目のタオルにある程度水分を吸収させたら

新しいタオルを髪の毛にかぶせて、その上からドライヤーで乾かします。

こうすることで、温風&電磁波から脳への支障を予防を兼ねています

 

以前、「伊東家の食卓」という番組がありました。

その当時はまだテレビを観ていたのですが、

髪が早く乾く方法ということで、

タオルドライをしながら、その上から温風を当てると良い。

ということで検証結果もでているにゃん。

 

ちなみに私は、最初に洗髪をしてその後すぐに大きめのタオルで髪の毛に巻き付け、

ゆっくりと湯船に20分〜30分はつかります。半身浴に近い状況です。

そのため、20分ほど1枚目のタオルでタオルドライしていることになります。

 

 

 

 

 

 

 

水分を吸収しやすいタオルや、

スポーツタオル (速乾タオル)は、

夏場の海水浴やダイビング、スポーツ場面などでもよく用いられているほどで

吸水性が高いため、洗髪後の乾燥対策にも適していると思います。髪にも優しい美容師さんのおすすめするタオルは、

ふわふわで吸水率もアップされるように考えられているものです。

 

 

 

ドライヤーの熱による髪へのタメージを少しでも減らしたい場合は、低温ドライヤーが良さそうです。

 

 

電磁波の気になる場合は、こちらの電磁波低減ドライヤーもあります。

 

 

湯シャンの注意点

湯シャン後の臭いが気にならないように、

しっかりと乾かして湯シャンの効果を最大限に発揮させたいと思います。

また、普段、整髪料を使ったりしている方は、

湯シャンでは取りきれない場合があるかもしれませんので、

その辺りは自己責任にてご自身の頭髪の状況に合わせてご検討ください。

 

湯シャンのまとめと、その後の考察

湯シャン方法と乾燥方法

湯シャンと乾燥方法をひとつにまとめてみました。

「湯シャン&乾燥方法」

1、頭皮をブラシでしっかりとブラッシングする

2、お湯は暑すぎないように38-39度ほどで設定

3、指の腹で頭皮をマッサージするように頭皮を洗浄する

4、髪の毛もしっかりとお湯で洗い流す

5、しっかりとタオルドライ(できれば2枚ほど使って、水分を拭き取る)

6、髪にタオルをまきつけて髪と脳を保護し、

熱風は1箇所に留めずに満遍なく、冷風を取り入れながら乾かす

 

ポイント

※湯シャンのみであれば、必ず毎日湯シャンするのが、臭いとフケ対策に重要。

 

湯シャンその後の考察

現在、湯シャンをしてかれこれ2ヶ月が経ちました。

ステイホームが度々あり、運動不足による健康への支障は大きいです。

そのため、やはり外出をした後には「湯シャン」だけでは汚れの除去に関して不安だなと思う時があります。

 

空を見上げると「うろこ雲」「飛行機雲」などがあるなー

それを悠長に眺めていては、健康を保てない時代になりました。

 

外出したらしたで、自分の体を守りながら移動。

そして帰宅後はそんな自分の体をケアする必要があるのですよね。

 

毛髪だけではなく、頭皮だけではなく、

何事も身体を健全に保つためには、自分で自分の身体を護っていく術をチェックしながら

試行錯誤を繰り返していくことが大切な世の中ですね。

 

洗髪について、湯シャン以外に私が取り入れている方法を次の記事でまとめる予定です。

気になる方はそちらも合わせてみていただけますと幸いです。

お読みいただきありがとうございました😊

 

 

続き②はこちらの記事からご覧いただけます。

 

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湯シャンの方法
「湯シャン」を始めました② 【2ヶ月後の湯シャン方法の詳細】

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