先週、お天気の日が3日続くということが明らかになったので、
待ちに待っていた梅干しの天日干しをしました。
このことは土用干しとも言われています。
初めての天日干しでしたが、なかなかうまくできたのでこれから天日干しをされる方にとって、梅干し作りに興味のある方にとって参考になれば幸いです。
>>>前回まではこちら
-
「梅仕事」にハマり中。梅干し編 〜簡単な梅干しの作り方&一週間の梅を使った献立〜
続きを見る
クリックできる目次
梅干しの天日干しが必要な理由
天日干しとは
天日干しとは、三日三晩梅を屋外でほし、太陽に当てることとされています。
梅干しだけでもその効果は素晴らしいものですが、お日様に当てることでその太陽光のパワーを受けることができるので、天日干しは必須だと考えます。
そのままでも食べれないことはないので、この点はお好みでということになりますが
わたしは太陽のパワーを得たかったので迷わず天日干ししました。
1ヶ月近く漬けた梅干しは、とてもいい具合に紅く染まりました。
とても美しいです。
そのまま干さなくても食べれるといえば食べれるので、試しに食べてみました。
天日干しをした後の梅と比較してみようと思います。
梅干しの天日干しの効果
- お天道様による殺菌効果:付着している微生物の殺菌と不活性化させ、梅干しの長期保存を可能にする効果がある
- 梅干しの水分をなくし、梅干しにカビなどが生えないようにする
- 三日三晩干し、夜露にも吸い込ませることで梅干しが柔らかくおいしくなる
それでは実際に天日干しをする準備からしていきます。
天日干しの準備
天日干しに準備したもの
かご(プラスチックでも木製でもよい)
上記のような籠があったのでこちらを使うことにしました。
念のため、ホワイトリカーで消毒をしておきました。
天日干し1日目
干す場所は、庭の一番日光があたる場所を選びました。
一つずつ、梅干しがくっつかないように間隔をあけて並べていきます。
私の梅干しは、下記の二つで合わせて1キロ分です。
もう一つの大きな方の梅↓は、母がつけた梅干しで2キロ分あります。
赤紫蘇を入れすぎたと、多量に一緒に干しています(笑)
いつもは母だけが梅干し作りをしていましたが、今年から私が急遽加わりました。
3キロもうめぼし作って、誰が食べるのでしょう(笑)
今年食べきれないことは確かです。
梅干しは10年も保存できるのですから、何年かかって消費できるのか、夏休み研究のようです。
長い検証になりそうで楽しみです。
天日干し2日目
少ししわがよりました。でもまだみずみずしい感じがあります。
朝の8時ごろです。
なんだかお日様の光を浴びて、梅が嬉しそうだと感じます。
水がいい加減で抜けているのが分かります。
梅は正直ですね。
天日干し3日目:完成!
3日の梅干しの変化
3日目の午前中はまだ干からびていない状況でした。
午後からは、かなりシワが入っています。
3日目の夕方です。
完璧にシワがよりました。
おばぁちゃんのシワのように、皺皺になりました。とっても可愛らしいです。
赤紫蘇も、いい感じに干せました。
天日干しする前後の梅干しの味などの違い
出来立てホヤホヤを、庭先で食しました。
外で食べるのは本当に美味です(*≧∪≦) たべかけで失礼します。
天日干しをする前の梅と酸っぱさはほぼ同じ感じ(当たり前?)
ただ、食感がやはりかなり異なりました。
シワがよている分、味が濃縮しているというか、やっぱり干す前はふにゃふにゃしていたので、
この絶妙な身のしまった感じは、お日様のパワーを吸収していると感じました。
やっぱり干した方が断然美味しいし、これぞ梅干しという感覚でした。
天日干しを効果的に行うコツ
虫除けにネットをつかう
最初はネットを使わずに行いましたが、途中で小さな虫たちが気になったのと、
近所で草刈機の音が聞こえたので、何か余分なものが舞ってきて付着したら嫌だなと思い、ネットをかけました。
これがとてもいい感じでした。
ご覧の通り、梅酢も一緒に天日干ししています(笑)
虫が入らないように、ペーパーを挟んでいます。
梅干しをひっくり返すときは割り箸よりも手指がよい
午前午後とで、梅干しを満遍なく干すためにひっくり返すのですが、
割り箸や菜箸などですと、最初の梅干がふにゃふにゃの時期は梅干しが傷ついてしまいます。
私は綺麗なビニル手袋を使用しました。
途中、ビニル袋でも代用しました。
一応ホワイトリカーでこちらも消毒してから使用しています。
けれど素手でも手塩にかけるという言葉通り、とても美味しくなるので、素手でも汚れていなければ良いかなとは個人的に感じます。
2日後半くらいになると、ふにゃふにゃではなく、ある程度硬さがでてくるので、手でなくても菜箸などでひっくり返しても大丈夫になった次第です。
運良く、雨が降らない3日間でしたので予定通りに終了することができ、梅仕事の天日干しは終了しました。
天日干しの後の梅干しの保存方法
準備するもの
梅干しが入る瓶
今回はセリアの瓶を3つ用意しました。
煮沸消毒
熱湯で煮沸消毒しておく
水をよく切って乾燥させる
水をしっかり切らないと、梅干しの中に水が入り腐敗・カビの原因になるので、
ここは蓋の部分にも水滴が残っていないか確認をして、しっかりと自然乾燥させました。
乾燥させて瓶詰め
瓶詰めして完成した梅干しです。
友達にプレゼントしようと思い、セリアで購入してきました。
つめたら完成です!
かわいく並べました。ここに入らなかった分は、近日中に食べるものとしてジップロックに入れてあります。
赤紫蘇も美味
干した赤紫蘇は、オリジナルのゆかりになると聞き、干してみたのも今回初の試みでした。
ユカリにするにはこの後少し工程がありますが、
わたしの場合、包丁で切ってふりかけのようにしてご飯に混ぜて使ったりしています。
梅干しとダブルだと塩分取り過ぎになるので、こちらの赤紫蘇か梅干しかどちらかを1日に1個食べています。
抗酸化作用のある梅干し効果で免疫力アップです。
>>>梅の健康効果は下記記事に
-
参考:梅の健康効果「梅仕事」始めました♪ 〜梅の健康効果&梅をとりに&梅シロップ編〜
続きを見る
梅酢は捨てないでとっておきましょう
さて、梅干しを出した後の梅酢ですが、これは捨ててしまう方も多いようです。
ですが、この梅酢の効果もまた梅干しのように素晴らしいので、捨てずに活用させることができます!!
梅酢の効果
梅酢には、多大なる効果があり、その栄養価は高いとされています。
主な効果は下記となります。
- 疲労回復効果
- 体の殺菌効果
- 老化予防と美肌効果
- 消化促進効果
上記のように、美容に良いので梅酢を活用していきたいと私もとっておきました。
とても鮮やかな梅酢ができました。
とても体に良さそうな天然の色です。
この梅酢ちゃんもお日様を浴びているので、パワーアップしているはずです。
ちなみにこちらの瓶もセリアの瓶です。
では実際のどんな活用方法があるのか?
梅酢活用方法
料理への梅酢活用
- 梅酢ドレッシング:梅酢適量、醤油、青紫蘇など
- 梅酢ごはん:炊飯時に適量を混ぜて炊く
- 酢の物料理:酢の代わりに梅酢を使ってあえる
料理だけではなく、日常にも使えるという情報もありました。
素晴らしいですね。
掃除などへの梅酢活用
- 10倍に薄めてうがい薬として使用
- シンクの掃除などとして使用
わたしはまずはオーソドックスに、ドレッシングとしたいと思います。
天然ドレッシング、とても健康に良いこと間違いありません。
おわりに
梅干しが完成し、とっても酸っぱいですが可愛がってコロコロしながら完成した梅干しちゃんはとても愛着があります。
この先、今日作った梅干しは何年もつのかな。
梅仕事は今後も一生続けていきたいと思っています。
来年の今頃も、また梅干しを作っているのでしょうか。
そしてこのご時世はどうなっているのか。私はどんなふうに生きているのか。
世の中が、世間的には色々と落ち着かない状況だったり?しますが
梅干し&梅酢パワーで免疫力と自然治癒力を高め、わたしはこの夏をマイペースに楽しみたいと思います。
みなさまも暑さ厳しきおり、どうかお体ご自愛なさってくださいませ。
お読みいただきありがとうございました。
【ふるさと納税】徳重おばあちゃんがつくった昔ながらの3年熟成梅干600g -
こちらもCHECK
-
「梅仕事」にハマり中。梅干し編 〜簡単な梅干しの作り方&一週間の梅を使った献立〜
続きを見る
-
「梅仕事」始めました♪ 〜梅の健康効果&梅をとりに&梅シロップ編〜
続きを見る