以前の記事で、糀甘酒のことについて記載いたしました。
甘酒は、「飲む点滴、飲む美容液」と言われるほどのたくさんの効能がありますので、
効能の復習とともに、
今回は実用的な「糀甘酒」を使ったレシピについてまとめました。
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糀甘酒のすすめ① 甘酒生活始めました【おいしい手作り甘酒の作り方】
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糀甘酒のすすめ② 甘酒のアレンジレシピをご紹介【口当たりまろやか】
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糀甘酒のすすめ③ 糀と麹の違いと糀の歴史的背景
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糀甘酒の効能
発酵甘味料としての甘酒
糀甘酒は万能の健康ドリンクであり、発酵甘味料。
体内に存在する免疫細胞の7割が腸に集まっていますが、腸内にはおよそ1000種類100兆個の腸内細菌が存在しています。
糀甘酒に含まれる善玉菌は、乳酸や酢酸を作って腸内を酸性化環境にし
腸粘膜にバリアをはることで、悪玉菌の増殖を防止してくれるのです。
甘酒の様々な効果
かなりたくさんの効果がありますので、要チェッックです!
酒粕甘酒と糀甘酒の違い
酒粕甘酒よりも糀甘酒の方が下記の点で優れていることがわかっています。
上記の効果と少し重なるところはありますが、確認してみますね。
ポイント
・栄養価が高い
・アルコールが含まれず子供でも飲用できる。
・糀が発効する際にう荒れるブドウ糖による自然な甘みが出る。
・酒粕は、砂糖を使用する、砂糖には添加物などが含まれる場合もある。
・強力な疲労回復効果がある。
・酒粕甘酒よりも、コメと糀で作られる米糀甘酒にはプロラミンが多く含まれる。
子供にも安心ということは、身体機能の低下していくお年寄りにも安心ということですね。
糀甘酒の料理への使い方ポイント
ポイント
では実際、どんなふうに甘酒を料理に取り入れていくと良いか、調べたことと私が実際料理したことも含めてまとめてみました。
1、糀甘酒が砂糖とみりんの役割を果たしてくれる。
糀甘酒2:しょうゆ1 で使うと良い。
2、肉や魚が、糀甘酒に含まれる糖により柔らかく仕上がる。
(プロテアーゼの働きにより、タンパク質がアミノ酸に分解されてより柔らかくなって旨味が増す。)
3、砂糖の代替えとしてお菓子も作れる。
4、飲み物に加えてまろやかな味に。(味噌汁、コーピーなど)
失敗例
実際、マフィンを作りましたが、砂糖分を甘酒にしたら少し柔らかすぎたのと、
少しだけ甘さか足りない感じもしました。
ですが、2回目は甘さにはなれてきたので、味覚が砂糖依存になっていたのだと感じます。
今後も甘さ調整には工夫をしていくことが課題となりました。
さらに卵焼きにしてみたら、ちょっとだけ焦げやすい感じがありましたが、驚くほどにふわふわになって美味しかったです!
手軽に始められる甘酒レシピ
まず試してみたいという方は、下記の簡単な物から取り入れると良いですよ。
私は、糀甘酒入りの卵焼きに挑戦しました。
糀甘酒コーヒー、納豆ご飯、豆乳ヨーグルト、卵焼き
糀甘酒入り豆乳ヨーグルト 一人分
豆乳ヨーグルト100g(市販のものでも手作りでもよい)
糀甘酒大匙1
1、豆乳ヨーグルトに甘酒を入れてほどよく混ぜる。
2、ほのかな甘さがついて食べやすくなり完成
糀甘酒入り納豆卵がけご飯 一人分
納豆1パック
糀甘酒大さじ1
卵1個
しらす、わかめ
1、納豆に糀甘酒を入れる。
2、卵と合わせて、ご飯の上にのせる
3、しらすやわかめをトッピングする。
糀甘酒入り卵焼き 2人分
卵2-3個
糀甘酒 大さじ1
塩少々
ココナッツオイル適量
1、ボウル煮卵を割り入れて糀甘酒と塩胡椒と一緒に混ぜ合わせる。
2、オイルをフライパンに薄く塗って中火で少しずつ流し入れながら焼く。
糀甘酒で本格料理ができるレシピ
糀甘酒入りビーガンミートスパ 1人分
パスタ一人分
玉ねぎ1/2個、ピーマン1個、トマト1個
ニンニク1片
糀甘酒大匙2、塩ひとつまみ、粉チーズ適量、
オリーブ油適量
1、野菜を切る。トマトはみじん切りにする。
2、たっぷりのお湯でパスタを茹でる。塩は1%分入れる。1分短めに茹でる。
3、フライパンに油を入れて中火で熱してニンニクを炒める。
玉ねぎ、ピーマン、トマト、糀甘酒を入れて炒める。
4、茹で上がったパスタに三を加えて、塩と粉チーズで味を整える。
糀甘酒入り味噌汁 2人分
甘酒大さじ2
味噌大さじ1
(※味噌汁200mlに対して糀甘酒大さじ1とする)
水400ml
人参、豆腐、わかめ、ネギなど
米油(太白胡麻油)
1、野菜を好みの大きさにカットする。
2、鍋に油を入れて中火で熱し、野菜を加えて炒める。
しんなりしてきたら水を加えて蓋をし野菜が柔らかくなるまで煮る。
(油で炒めなくても、そのまま煮るのみでも良い)
3、いったん火を止めて、味噌と糀甘酒を入れて溶かし、再度温める。
糀甘酒のフレンチトースト
フランスパン
糀甘酒200ml
卵汁:糀甘酒200ml、卵1個
バター20g
1、フランスパンを好みの大きさにカットし、卵液をいれて20分漬け込む。
(またはレンジで30秒〜1分加熱する)
2、フライパンにバターを入れて中火で熱し、1の両面をこんがりと中火で焼く。
まとめ
今回は、私の作ってみたい料理をメインに(また作ってみた料理を含め)
自分の覚書として記事に残しました。
参考にさせていただいたのは、前橋健二先生(東京農業大学教授)、あまこようこ先生(料理研究家)の「砂糖の代わりに糀甘酒を使うという提案」という著書になります。
大変勉強になりました。
レシピは自分なりに活用しやすいように変更してみたりしています。
これからもたくさん作ってみたいと思います。
お読みくださってありがとうございました。
<手作り甘酒の作り方や、ヨーグルトメーカー を使った作り方については下記の記事をご参照くださいませ>
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