毎年この季節になると、食卓には梅の香りがぷんぷんと漂います。
梅干し、カリカリ梅、梅シロップ、梅酒、梅ジャム。などなどです。
今日は、母が3年前に仕込んだ梅酒をほんの少し嗜みました。
そして今年から自分でも梅仕事ができるようになりたいと、チャレンジすることにしました。
梅の健康効果
梅の効果
梅の効果は様々ですが、下記のようにかなりたくさんの健康効果があると言われています。
- ウイルスの増殖抑制:エポキシリオニレシノールという梅エキスに含まれる成分が、ウィルス抑制効果をもつ
- 脂肪燃焼:脂肪細胞の増殖を抑制する「バニリン」が含まれている
- 血液弱酸性効果:血液の老化を予防
- 食中毒菌の繁殖を抑制する:クエン酸が菌の増殖を抑える
- 胃癌や胃炎の抑制:梅リグナンがピロリ菌の活動を抑制する
- 糖質の消化吸収をゆるめる:オレアノール酸が糖質の吸収を抑える
- 骨の健康増進:クエン酸がカルシウムの吸収を促し骨の形成を促進する
- 女性ホルモンの分泌促進:3、4DHBAという抗酸化成分が、女性ホルモンの分泌に関与
- 整腸作用により腸の動きを整える:カテキン酸による整腸効果がある
梅干しを食べて免疫力がアップするというのは、1に関与しており、9のように腸内環境を整えることができることにあるというわけですね。
その殺菌作用なども有名で、4に効果が顕著にみられます。
学生の頃、お弁当にはいつも母お手製の梅干しが入っていたのも懐かしいです。
女性としては3のように血液の老化予防、そして7骨の健康増進、8女性ホルモン分泌などと、大変嬉しい作用もあります。
梅って、お日様のパワーをダイレクトに受けているからこその効果だと感じます。
梅の保存年数
そして、この梅干は何年持つかというと、常温でも10年は保存できるそうです。
梅酒は3年でしたが、そのほかにも5年前の梅干しなどもあり、10年前のものだとプレミアがつくこともあるそうです。
梅をとりにいく。
無農薬栽培の梅の木
早速梅をとりにお出かけです。
この梅の木は天然育ちの梅の木です。
綺麗な梅には農薬がかかっているので注意が必要ですが、天然な分痛みやすさがたまに傷です。
メリットデメリットどちらにもそれぞれあるので、その点はあらゆるものと同じで個人の選択ですね。
梅の収穫
今回の収穫は、この後にも増えて2キロほどの収穫になりました。
大きな青梅だけとって、そのほかの小さな青梅は、もうすこし黄色くなるまでまってから収穫し梅干しにする予定です。
梅シロップづくり
アク抜きと水洗い
水に2ー4時間浸してアクとりをし、流水でよく洗います。傷ついている梅は取り除いていきました。
水洗いの後は、ヘタをしっかりととっていきます。
梅シロップ簡単な作り方
しっかりと除菌した瓶に、氷砂糖と梅を交互に瓶にいれていきました。
砂糖は、はちみつでも代用できますが、蜂蜜にしたらとんでもなくコストがかかるので、今回は目をつむってお砂糖を使っています。
これで、しばらくおいたら完成。
シロップになっていく過程も楽しみたいところです。
おわりに
梅仕事は一度手をかけるととても楽しいことに気が付きました。
梅仕事の幅は大変広く作り方も様々です。
母には昔ながらの作り方を教わり、その後専門の方に梅を使った保存食についても学ぶ機会をいただいたので、
健康効果が高く、保存食にも最適な梅仕事を
今年は存分に梅仕事を楽しみたいと思っています。
お読みいただきありがとうございました。