ヴォーグ学園の編み物資格取得講座には、「かぎ針編み」と「棒針編み」があります。
最初、どちらのコースから受けようかその選択に迷いました。
実際に、かぎ針編み、棒針編みとどちらのコースから始めたのか、その理由なども含めてまとめました。
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ヴォーグ学園の通信講座、かぎ針編みと棒針編みどちらから始めると良いか?
入門科から講師科とその後
かぎ針編みと棒針編みには、それぞれ入門科・講師科とあり、その後は、指導員→準師範→師範というステップアップコースもあります。
私の場合、かぎ針編みと棒針編みと、どちらも取得したいという目標がありました。
ではどちらから始めたか?
かぎ針編みから始めました
かぎ針編みと棒針編み、どちらから始めたかというと、
私の場合は、かぎ針編みの方から始めました。
それは、編みものの中でも、かぎ針編みの方が棒針編みよりも最初にはじめていたということがあり、自分にとっては馴染みが深かったからです。
かぎ針編みと棒針編みの同時受講は可能か?
かぎ針編みと棒針編み講座を同時受講
かぎ針編み入門科を受けて、途中から棒針編み入門科も同時進行しました。
その理由は、以下の様な二つの理由がありました。
- 返却待ちの時間に別の課題を進めたい
- 課題作品を送るのに一緒に送ったら送料がうくかな?
ただ同時受講するにあたっては、下記の点が関わってくるかと思います。
初心者か否か
私の場合は、棒針編みもある程度、編検などを通して経験があったため、全くの初心者という状況ではありませんでした。
そのため、同時進行をしても、混乱するということがあまりないかなと思い、目標に向かって進むことにしました。
同時発送について
一つの課題を送り、返却していただくにあたって返送料が一律六百円(切手)必要になります。
かぎ針編みと棒針編みをそれぞれ別々ではなく、同時に発送したらその分送料がうくかな?と思いましたが、
実際は、かぎ針編みも棒針編みも違う添削をしてくださる先生のところに届けることになるそうです。
そのため同時に作品を送っても返却されるのは別々であり、返送料六百円はそれぞれかかるという具合になります。
また、同時に送るにあたって色々事務所の方と打ち合わせしたことがあったので、
できれば同時でない方が手間が掛からずにすむため、一つずつ送るのが推奨されています。
一つの編み方で入門科→講師科 と進む方が効率が良い
一つの編み方を極める
かぎ針編みを入門科を終えて講師科まで取得してから、棒針編みを入門科・講師科と進む選択肢の方が一般的だと、最初に相談したカスタマーセンターの方が言っておりました。
私が同時進行で受講した経験からも、
かぎ針編みと棒針編みを同時進行することで、混乱してしまいそうな場合は、
片方ずつかぎ針編み入門科→講師科、その後で棒針編み入門科→講師科、
などと進んだ方が、一つの編み方に集中できるので、わかりやすいかなと感じます。
初心者さんの場合
かぎ針編みもしくは棒針編みが全くの初心者さんの場合は、色々な技法が出てくるため、少し手間取ることが多いと思います。
全く初めてさんの場合は、前述の通り同時進行はされず、一つ一つ確実にこなして行った方が良いかなと感じます。
かぎ針も棒針も全く初めてという場合は、通信というのは少しハードルが高い場合もあるので、
通学も視野に入れながら、自分が興味のある編み方を選択されるのが良いかなと思います。
講師科の同時受講
講師科は、かぎ針編みの講師科が終わる頃に、棒針編み講師科を申し込みました。
その理由としては、かぎ針編みの講師科で製図を学ぶのですが、棒針編みの製図とどの様な違いがあるのか確認したかったからです。
自分スタイルで受講
一つの編み方を入門科→講師科と極められるのもよし
また、どちらもこなせそうな場合や、どちらにも興味のある場合などは、同時進行もありかなとは思います。
自分自身が、混乱しやすいかどうか、飽きやすいかどうか、続けられるかどうかなどを加味して選択されると良いかなと感じます。
一番もったいないのは、二つの科をどちらも進行させて、どちらも終了しなかったということだったりするかと思います。
ですが、その理由は事情が色々あると思うので、やむを得ない場合もあるかとおもいます。
親の介護、自分の病気の進行、天災、引越しなどいろいろな場合が想定されたりしますが、
自分が後悔のない選択をされ、少しでも学ぶ時間があったのなら、それはそれで意味があると思っています。
そう言ったことがなく順調に学べる時間があるとした時に
一つ一つマスターされていくのが、結果として一番近道になるのかな?と感じます。
いろいろな勉強の仕方や編む時間、環境など様々だと思いますので、自分の環境に合った選択ができると良いかなと感じます。
おわりに
私は、編み物の勉強を本格的に始めるまで、自分の余暇を編み物に費やす時間がほとんどありませんでした。
仕事が多忙で疲れ果てて編み物をしたくてもできない日々。
自分のためではなく、仕事中心に生きてきた部分が多かったように思います。
でも転機は訪れ、人のためだけではなく自分のために人生を使いたいと思うようになりました。
それは歳を重ねたこともありますが、自分の体調を崩したことがきっかけです。
体調が良くなってからは、また同じような生活生き方に戻るのではなく、
編み物をしっかり勉強したいという思いが強くなりました。
今まで趣味で編み物は楽しんできましたが、
資格取得コースの勉強に時間を費やせるよう、生活スタイルを調整しました。
始められるまで2、3年は悩みました。
誰もが皆同じ環境ではなく、勉強できる時間も編み物をする時間も、場合によっては限られてくるかと思います。
そのため、色々なことを吸収したいという思いも、学び始めたばかりだと強いと感じます。
自分のペースでコツコツと進んでいけば、それはきっといつか何にも変えがたい価値に変わると信じ、頑張っています。
学びたくても学べない環境にいたからこそ、わかる想いもあります。
地道に頑張っていれば、きっといつか道は開けていくということは、これまでの人生で色々経験してきました。
今、この環境にいられることに感謝しながらも、自分スタイルの編み物を続けていきたいと思っています 😀
今日もみなさまが平和に編み物をして過ごせます様に祈っております。
お読みいただきましてありがとうございました。
かぎ針編み入門科 棒針編み通信科