健康生活

グルテンフリーな生活しています 【腸内環境を整えて免疫力UP】

 

私は、パスタやパン、シュークリームやクッキーが大好きです。(でした?)

ですが「グルテンフリー」について学びを深めた時、

これまでと同じようにそれらを食べられないと、

食生活習慣を大幅に改善をすることにしました。

 

グルテンフリーに興味がある方もない方も、

自身の健康管理のために「グルテンフリー」について認識できるきっかけになればと思います。

 

 

 

グルテンとは

 

グルテンとは

<グルテンとは>

グルテンフリーのグルテンとは、

小麦、大麦、ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種のことです。

グルテンは粘性をもつ「グリアジン」と

弾性をもつ「グルテニン」という物質が絡み合ってできているそうです。

これがモチモチっとした食感になったり、コシとなり歯ごたえとなって、

パン、パスタ、クッキー、うどん、ケーキ、ピザ生地などに使われているのです。

「グルー」とは接着という意味だそうです。

参考

グルテンの多い順に、強力粉>中力粉>薄力粉となります。

 

グルテンのメカニズム

このグルテンによる支障は、研究者によって10年ほど前から明らかになってきました。

人間の生理機能として、元々体はタンパク質を扱うようにできていないことから、

グルテンが体内に侵入することで「異物」と体が認識し、免疫反応が起こります。

一般にいう免疫反応とが起きている、つまり体内に「炎症」が起きているといいます。

分解酵素を持っていない場合、下痢や便秘なども引き起こします。

グルテンに敏感な体質の方々にとっては、

身体中で炎症が大幅に拡大していくといいます。

グルテンや高炭水化物の食事が脳まで達し、

炎症経路を刺激して脳疾患発症につながるという研究も明らかされています。

 

小麦粉の品質の変化

「昔から小麦はあるのに、その頃から有害だったの?」

と不思議に思う場合もあると思います。

昔から、人は作物を育て小麦を食べていた頃もあります。

 

ですが、現在私たちが食べている小麦は、その頃と同じものではなく、

多くの安定した収穫のため、また大量生産などの関連もあり、

品質改良が繰り返えされて、

遺伝子交配された小麦になってしまったのです。

(そこには色々な背景がありますので、今回は省略します)

 

グルテンフリーとは

グルテンフリー

 

グルテンフリーとは

上述のことから、グルテンフリーの定義についてまとめます。

<グルテンフリーとは>

健康への支障のある穀物のタンパク質のグルテンを除去した食事のことを、

「グルテンフリー」と言います。

 

元々は、欧米で比較的多く観られるグルテンへの感受性が高い人のための

食餌療法として「グルテンフリー」が知られていました。 (詳細は後述)

<食餌療法とは>

病気の改善及び合併症予防のために重要な治療の土台となる食事療法。

高血圧症、高脂血症、糖尿病、腎臓病、肝疾患、心臓病、高尿酸血症などで

塩分制限、カロリー制限、水分制限など行う治療の一環です。

 

グルテンフリーが引き起こす疾患・症状

 

実際、これらグルテンの影響により引き起こされる病気は、

小麦アレルギー、セリアック病、過敏性腸症候群、リーキーガット症候群、などがあります。

<小麦アレルギー>

子供でも大人でもおこります。
小麦を含む食物を食べることで、消化器症状(下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感など)の症状や湿疹・発赤などの皮膚症状を呈します。
反応が強い場合は、アナフィラキシーショックを引き起こし急に亡くなる場合もあります。

 

<過敏性腸症候群とは>

IBSとも言われます。

検査をしても原因となる疾患がないのに、便秘や下痢腹痛などの症状が数ヶ月に渡って起こる状況のことをいいます。

日本人の消化器疾患の中でも非常に多く、10-15%を占めていると言われています。

参考:日本消化器病学会

 

<セリアック病>

グルテン不耐性のある遺伝性の病気。
グルテンにより免疫系が腸を攻撃する自己免疫疾患の一種で、
体重減少や下痢など小腸の炎症による症状が起こります。

 

前述したように、このセリアック病の改善を目的として、

そもそものグルテンフリーというものが誕生したと言われています。

北欧・欧米系の小麦粉を主食にしている人たちに発症が多いことがわかっています。

 

<リーキーガット症候群>

腸の粘膜に穴が開き、腸管から血液中に細菌などが漏れ出てしまう病気です。

こうしてみると、グルテンの支障は、

消化器官を集中してダメージが加わっているのがよくわかります。

もともと腸は栄養や水分を吸収する機能がある所以ですね。

<遅延型アレルギー>

ここ最近知られてきた疾患として、この遅延型アレルギーがあります。

食後すぐに症状が起きるアレルギーを即時型アレルギーと言いますが、

時間が経過してから反応ができるアレルギーを、遅延型アレルギーと言います。

 

即時型はすぐに反応があるのでアレルギー物質を特定できます。

一方で遅延型の場合は、症状が遅れて出てくるため、アレルギー物質などの原因を特定するのが困難と言えます。

 

腸の不調やお肌の不調が続いていて、

詳細を調べたところこの遅延型アレルギーだったという方が、増加しているそうです。

心当たりのある方は、一度検査をされると良いのかもしれませんね。

 

それか、病院嫌いの方もいらっしゃると思うので、

一度グルテンフリーにしてみて体調が改善したら、グルテンが原因だった!と判明するかもしれませんね。

(あくまで自己責任でお願い致します)

 

薬・食事管理の必要な子供達の増大

 

私は子供たちや高齢者の健康管理をしてきましたが、

実際に上述した消化器官疾患や免疫機能低下によるアレルギー疾患を呈している症例が

ここ数年、本当に多くなったなと肌で感じています。

 

症状を呈すると、児童から高校生まで薬の管理と食事と薬の管理が必要になってきます。

給食や合宿先、旅行先、イベント先での食事の細かな管理が必要で

いろいろ調整する役目としてその健康管理に携わってきたのですが、

「小麦、鶏卵、魚介類」その他もろもろ、

アレルギー物質の種類も5-6年前よりも圧倒的に増えたという印象があります。

 

薬を内服している子供たちも多くなりました。

中には自己注射をしている子供も大変多くなり驚きました。

 

また、少し高学年の子たちになると過敏性腸症候群の頻度が高くなっているなと感じる場面も多々あります。

 

これは精神的な部分とも密接に関与していて、

試験や大会、旅行などの緊張する場面などでもみられたりします。

 

子供達のアレルギー状況に比べると、

高齢者の方がアレルギーを持っている人が少ない印象があるのですが、

このことは、

昔ながらの小麦を食べてきた人たちと現代人の違い、

そして食生活習慣との関連性を物語っていると感じます。

 

いかに、普段の食生活が大事かということですね。

 

高齢者のかたにいたっては、いつまでその多量の薬を飲み続けているのだろうという、、、

といった疑問もなきにしもあらずです。

 

腸内環境を整える

腸内環境を整え免疫力を向上

症状を呈してしまっても、グルテンフリーにより、腸内環境を整えることができます。

腸内環境を整えることができれば、免疫力もアップしてより病気にかかりにくい体質に変わっていきます。

 

この腸内環境というのが、食事に密接に関わってくる重要ワードです。

私も数冊購入したり、図書館で借りたりしました。

 

腸内環境に関連した書籍

ここ最近でも増えている、おすすめの腸内環境の書物です。

 

 

 

 

 

グルテンフリーの実際

 

代替素材で食事を楽しむ

今まで食べてきたものが食べれなくなる、と悲観せず

小麦粉を使わずに代替の素材で同じような食事を作ればいいのです。

代替素材の詳細については、今後詳しく記事にしていく予定です。

 

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今から始めよう!

私も自分が体調を崩したこともあり、食事を見直すようにもなって

現在はグルテンフリーな生活を送っています。

 

今でも、薬は一切飲んでいませんし、注射もしませんが

インフルエンザにもかかったこともありません。

至って健康です☺️

 

まずは、2週間「パン」などの小麦製品をやめてみることから始めたら

あとはステップバイステップです!

 

お肌や消化器症状、気分のムラ、めまいなどもしかしたら今までよりも改善する、

ということがあるかもしれませんね。

 

まとめ

「グルテンフリー」について少しでも多くの方に確認してもらえたら嬉しいです。

グルテンフリーのための素材やレシピや購入したものもレポしています。

自分の健康は自分で守るものですし、

食生活が体を作っているとよくいいます。

今日から始めることで、体質も変わり、考え方も人生が変わるかもしれないですね!

 

次の過程では、

グルテンフリーとして小麦粉の代替になる食品などの情報をまとめていきます。

 

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