現在、色々勉強を継続していますが、
以前から興味のあった編み物の製図科を受講中です。
これから、製図科に興味のある方の参考になればと思い、受講した動機なども含めてまとめました。
こんな方におすすめ
- 編み物の製図に興味がある
- 編み物の製図を勉強してみたい
- ヴォーグ学園の製図科に興味がある
- 自分で製図を書けるようになりたい
クリックできる目次
編み物の製図科受講における準備品
ヴォーグ学園の製図科受講にあたり必要なもの
受講する場合に必要な教材などは下記となります。
- 製図科テキスト:前期、後期
- トレーシングペーパー:透明、色付き
- メンディングテープ
- ゲージメジャー
- 1/4縮尺定規
- 1/4縮尺ノート
- 製図用シャープペンシル(2種類)
テキスト2冊以外は、講師科の頃からそろっていたアイテムがほとんどです。
新たに加わったのは、テキスト2冊と色付きのトレーニングペーパーです。
写真には撮り忘れましたが、スカートの製図に役立つコンパスも準備してあります。
四角のケースは、メンディングテープで、トレーシングペーパーの貼り付けなどに使います。
こちらは指導員受講にあたって必要な教材に含まれていたもので、
何かと使えて便利です。
必要教材以外に追加で揃えたもの
上記がヴォーグ学園の指定になりますが、私の場合はもう一つ追加で準備したものがあります。
それは下記、製図用のワイドスケールです。
講師科の頃から、実物大製図を引くにあたって、ちょうど良いものがなく、
スクーリングを経験した時に、先生が使用されていてこれは便利とお話をおききし今回の製図科受講記念として
用意しました。
こちらは55cmの定規となっています。
実際採寸脇丈を測定する時など、採寸にも役立ったり分度器の機能もあるため、製図の実寸を書く時にも役立ちとても便利です。
>>>講師科受講時に揃えた製図用品はこちらに詳細
-
参考ヴォーグ学園・かぎ針編み講師認定講座「講師科」【かぎ針編みプルオーバー①採寸〜製図】
続きを見る
編み物の製図科受講の動機
今回、ヴォーグ学園の製図科を受講するにあたって動機は3つほどあります。
1、編み物の製図について掘り下げて勉強したい
これまで、かぎ針編みと棒針編みの講師科まで受講を終えました。
ただ、私の場合は通信過程だったので、疑問に思うことは常に先生に相談をさせていただきましたが、
それでも、自分なりにうやむやになっていることが多々残っていました。
指導員過程履修において、その疑問が少しずつ解決できるかなと思っていましたが、
解決できた部分もあれば、
講師科の内容はすでに習得しているものととらえられるため、あまり詳しく掘り下げることができなかったりして、
すっきりしない気持ちが続いていました。
- 今までわからなかったことを明確にしておきたい。
- 製図についてその成り立ちなどを深掘りして理解したい。
以上の動機の一つ目です。
二つ目の動機は下記となります。
2、編み物の製図科受講中の友達の話
さらに同じく講師科まで受講を終えた編み物友達がいます。
このお友達は、編検を共に頑張ってきた仲間でもあります。(▶︎編検についての詳細はこちら)
彼女はかぎ針編みと棒針編みの講師科で、その先は指導員に進まずに製図科に進まれました。
指導員に進んだ私と、その内容をお互いに情報交換をしていましたが、
自分の希望通りのアレンジできるようになったという話を聞いていて、素敵✨と自分でデザインすることのイメージが膨らんでいきました。
自分の希望通りのアレンジを効かせた製図をひけるようになりたい
今後必要としている道がそこにあるのではないか?と感じるようになりました。
編検とは?こちらをCHECK
-
編物検定受験〜1級合格までの道のり① 【編物検定とは?】
続きを見る
そして最後の動機です。
3、要望(製図・編み図など)に応じた作品が作りたい
最後の3つ目の動機。
これまでに時々、手編み品のオーダーいただいいて制作したりしていました。
ただ、その人に合ったウェアのサイズ変更は自分なりにしていましたが、やはり自信がありませんでした。
また生徒さんから自分サイズの作品にするにあたっての質問があり、
自分なりに回答をしましたが、その根拠たるものが不足していると感じました。
人に聞かれた時に、答えられる様な知識をつけておきたい
自分の不足点を補えるという点も、この製図科は今の私に必要な取組みになるのでは、と感じたことが最後の動機です。
ヴォーグ学園の製図科を受講した感想
製図科受講の学び
実際に製図科を受講してみました。
受講した初回は、実際に下記のようなことを掘り下げて学ぶことができました。
・採寸:なぜこういった測定の仕方をするのか
・製図の数字の細かな意味、その根拠、考え方
・補正原型の意味
・ゆるみの考え方
・袖山の高さの調整の詳細
などなどです。
製図科を受講してよかったと思ったこと(初回の感想)
受講には随分悩んでいて、講師科受講中の頃から、トータルで2年以上は悩んでいたのですが、
「自分が知りたかったことを勉強できた!このことが知りたかったのです!」というのが、
最初の感想です。
自分の知りたかったことが学べる感覚を得ることができました。
講師科の復習プラスαのこと、そこに私の知りたかった答えがありました。
第2回目以降の感想
初回を終えて、その後も無事に進んでいますが、
毎回、「あーこう言ったことだったんだ」「だからこーなるんだ」
とあまり詳細はかけないので漠然とした感想ではありますが、今までの疑問を払拭しながら
かつ新しい知識が入ってくるので、受講していて大変気持ちが良いです。
婦人中寸の原型
宿題で原型も何度も書くので、いつの間にか中寸原型というのもインプットされて、
何もみずに引ける様になっていきました。
最初は「中寸」ってなに?という感じでしたが、女性の標準的な体型のことで、どのデザインでも基本となるものです。
さらにこれから、一つ一つのデザイン、袖、衿、前あきなど、
様々なデザインをより掘り下げて、バリエーションを増やしながら学んでいくことになります。
とても楽しみで次回が待ち遠しい状況です。
ヴォーグ学園の製図科の内容詳細
製図科前期と後期の大まかな内容
製図科は、テキストが2冊ありそれぞれ前期と後期に分かれています。
内容はざっとこんな感じです。
- 前期:6ヶ月以上
採寸、製図の基本、ボディ原型、袖、ベスト、カーディガン、衿、接続原型、スカート、小物などなど
- 後期:6ヶ月以上
ダーツ、ヨーク、ズボン、パンツ、フード、帽子、ケープなどなど
接続原型とか、あまり聞きなりないと思いますが、
きっと終わる頃には理解できデザインを楽しんでいる自分がいられたらよいなとわくわくしています。
資格証
さらに、全て履修後は「製図科終了証書」の資格者証をいただくことができます。
学んだ証としてのこるので、この最後の段階まで頑張り抜こうと決めています。
編物検定とヴォーグ学園の製図の違い
編物検定の製図内容
編物検定でも一通り製図が書けるようにはなりました。
3級受験から、製図が入ってきます。基本的なプルオーバー から始まります。
1級取得時には、パンツやラグランスリーブ、ジャケット、へちま衿などの製図に挑戦しました。
その後はヴォーグで勉強していたので、編検の製図の書き方をちょっと忘れてしまっていますが、
基本は同じ感じです。
ヴォーグ学園との製図の違い
縮尺サイズなどは異なったりします。
ヴォーグの内容と編検の内容の比較もまた楽しみながら、これから本格的に勉強していくのが楽しみです。
>>>編物検定の詳細
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編物検定受験〜1級合格までの道のり① 【編物検定とは?】
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まとめ
製図が苦手な人もいれば、不要な人、興味のない方もいらっしゃれば、販売されているものなどで事足りるかたもいらっしゃることと思います。
それぞれの価値観なので、これを受講しているからすごいというわけでもないし、
なくても何とかなるという方もいらっしゃいますし、いろいろな考え方があります。
何が正解というのはないので、自分の好きな世界でただ自分の好む編み物をしていけたら、それが個々の幸せだと感じます。
私は、自分には必要で製図が好きだからすることにしたという、
ごくシンプルな理由でやりたいことに挑戦しています(^_^)
受講のために、仕事と教室活動や編みものタイムの中から時間を新たに作り、
きりつめられるところを調整したりなど、新しいことを始める上で、やりくりすることが色々でてきます。
自分にとって優先順位を決めながらも私は自分の決めたこの道を、
決めたからには楽しみながら進みたいと今はワクワクしています(^^)
自分で決めた選択肢なので、学べることに感謝をしながら頑張ろうと思います♪
製図科希望の方、迷っている方などの参考になったら何より嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
>>>ヴォーグ学園での製図に関しての記録
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