2021年にヴォーグ学園で受講した編み物の資格
「棒針編み講師認定講座入門科」の受講記録をまとめています。
今回は折り返し地点となる、第3回目の提出課題の詳細となります。
クリックできる目次
第3回目提出課題の詳細
課題制作:すべり目と引き上げ模様でさらにレベルUP!
編み地2点、作品1点
(滑目模様、または引き上げ模様で編む作品の中から1点
学習テーマ
- すべり目模様
- 引き上げ模様
- 引き返し編み
ヴォーグ学園「棒針編み入門科」第3回目提出課題:編み地と作品
提出編み地①:すべり目模様
使用毛糸が少し太くて編みにくかったのですが、
すべり目の理解ができました。
使用糸:パンドラハウス 並太
使用棒針:シンフォニーウッド 6号
提出編み地②引き上げ模様
引き上げ模様は面白いですね。
色々な編み地にアレンジできそうです。
使用糸:パンドラハウス 並太
使用棒針:シンフォニーウッド 6号
提出作品:引き上げ模様の巾着
すべり目模様のボンボンキャップ、引き上げ模様の巾着、引き上げ模様のグローブの中から、
私は引き上げ模様の巾着を選択しました。
滑目よりも、引き上げ模様の構成がわかりにくかったためです。
出来上がった巾着が下記の画像です。
この巾着は、教材に入っていた毛糸と、手持ちの同じ毛糸を組み合わせました。
私好みの配色にすることができて気に入っています。
底はこのような感じです。
紐はスレッドコードで編んでいます。
スレッドコードは覚えておくと便利で、そのほかの巾着にも色々使えています。
使用糸:リッチモア毛糸 パーセント
使用棒針:棒針 シンフォニーウッド 5号
>>>>「スレッドコードの編み方」はこちらに詳細を記載してあります。
お気に入りの作品が編めたものの、編む手順を間違えたので合否が気になっていました。
第3回目の提出課題を編んだ感想・学び
感想・学び
・すべり目:すべらす操作で編み地に変化を出せるのはかぎ針ではできない編み方となり、棒針編みの面白さを感じた。
・引き上げ模様は、引き上げた目をまとめて上段で編むと隣接した目が緩んでしまいがちで、少しきつめに編むなどテンションを調整した。
・巾着でもやはり、引き上げた目の隣接の次の目が緩みがちなのが気になった。
・巾着の仕立て方について:本来巾着は4本針で編む指示であったが、途中まで平編みで編んでしまい後からサイドを剥ぐ形になってしまった。
添削結果と添削講師からのコメント
・添削結果:合格でした。
・すべり目模様:すべり目記号の読み方、編み方正しくできています。裏側の糸渡しが適切で表側に模様がはっきり現れています。最後の伏せ止めも指示通りできており良いです。
・引き上げ模様:記号の読み方、編み方しっかりできています。複数本の糸を一気にまとめて編む手法がよくできており、編み地に凸凹が出ていて良いです。
かけ目をしているため、その近辺の編み目の多少の乱れはある程度仕方ないところがあります。
同じ調子で編むと言うのが大事です。
・巾着:輪編みでなく、サイドを後で綴じる場合はとじ代を考慮しましょう。
底面の二目一度の向きが逆になっていました。対角線が強調されたデザインとして成り立ちますが、記号図通りに編みましょう。
紐通し穴、スレッドコード、ループエンドも上手に作れています。
・滑目と引き上げ目の違いをしっかりと把握できているのはともて良いです。
正しく使い分けることで表現の幅も広がります。
添削を受けて
巾着の仕立て方がテキスト通りでなかったことと、そこの2目一度が逆になっていたという、巾着のできが100%ではなかったのですが、無事に通ることができました。
ホッと安心しました。
先生の目はどんな些細なミスでも見落されず、本当にありがたいです。
私は編み物においては、特にスパルタ指導が好きです。
その方が勉強になって頑張ろうとガッツが出ます。
今回のご指導では、編み方の研究についてのアドバイスもあり、
もっと深く編み物のことを理解していきたいなと嬉しく感じました。
課題提出から返却までの期間
・提出方法:レターパックライト360円
・返却までの期間:約20日
まとめ
編み物の楽しさ
今回の課題である「すべり目と引き上げ模様」は、実はそれまであんまり好んで編むほうではありませんでした。
ですが今回、その編み方の違いを分別していくなかで、
その面白さを以前よりも体感することができました。
引き上げ模様の理解
編物検定を受験した時にも、この引き上げ編みはかなり練習したのですが、少ししない中に忘れている部分がありました。
引き上げ模様をよく理解しておくと、
イギリスゴム編み(ブリオッシュ編み)も操作しやすいと思います。
色々な編み方があって、そのパターンで知らないことはまだまだ山ほどあるんだなと、
これからも果てしない編み物の世界を追求していけたらと感じました。
次回の課題は
この第3回目は、棒針編みの奥深さに触れた回となりました。
あと残すところ2回で終了です。
次の第4回目は、私がこの講座で一番克服したかった回になります。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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