今日はドミノ編みの練習ににもなる作品として、ピンクッションを編みました。
かぎ針編みの小物を編むことが多かったのですが、棒針編みの小物も少しずつ増えてきました。
昔から小物作りが好きで布小物もよく作っていましたが、編み物でも小物を編むのが好きです。
クリックできる目次
ドミノ編みの編み方
ドミノ編みの英語表記
ドミノ編みはMitered square(マイターステッチ)と表記する様です。
ドミノ編みの編み方の基本
ドミノ編みは、奇数目で作り目をして、中央で3目一度をして、正方形を形作っていく編み方。
最終的に編みたい出来上がりサイズを決めて、そのサイズになるようなピースを組み合わせていくこともできたり、
ピースの大きさを決めてから、好きな大きさに編んでいくなど色々な編み方ができますね。
私はゲームはちょっと疎いのでわからないのですが、その名の通り「ドミノゲームに似ている」と書かれていました。
どんどんつないで大きく育てていくと、
ブランケットやコタツカバーやベッドカバーにもなるのは魅力的だなと感じます。
最近ではおしゃれなドミノ編みのウェアも見かけました。
棒針編みのドミノ編みで編むピンクッション
今回のピンクッションは、小さくてすぐにできるのでドミノ編みの初心者でも取り掛かりやすくて、
毛糸の量も少ししか使わないので、残り糸やあまり糸の消費にもなります。
ドミノ編みのピンクッション 「編み方の工程」
今回は表側は4枚のドミノ編みのピースと、1枚の底を編んではぎ合わせています。
ピンクッションの表側はドミノ編みですが、裏側はかぎ針編みでぐるぐると余り糸の長さを使いながら編んでいきました。
はぎ合わせはあえて、糸が見える様にしています。
ドミノ編みのピンクッション 完成写真
出来上がりはこの様な感じのピンクッションになりました。
ドミノ編みのピンクッション 「使用状況〜こんなふうに使っています。」
手編みのピンクッションはこれまでもちょこちょこ編んできましたが、
今回のドミノ編みのピンクッションは、色ごとに刺す針の種類をまとめてみました。
- ベージュの部分:普通のまち針
- 黄色の部分:太めのとじ針
- グリーンの部分:細めのとじ針
こんなふうにそれぞれの色のテリトリーごとに針の種類をわけたら、
あちこちに刺していた針も何となくまとまりました。
戻すのも同じ色のところに戻すので、それぞれの家に帰るような感じで、しまい忘れのないように留意できそうです。
中に詰めるものは、綿花だと針が錆びてしまうため、毛糸の切れ端を入れていますが、
何しろ切れ端はたくさんあるので、ほかにもあみぐるみの中に入れたりと色々活用していますが、なかなか消費しないものです。
ドミノ編みのピンクッション「使用糸」「使用編み図」
使用毛糸:パンドラハウス ウルグアイウール
使用棒針:5号棒針 (シンフォニーウッド )
使用編み図:参考本・・・ワンダーニット(詳細は後述しています)
サイズ:5センチ大
ワンダーニット
ワンダーニットの内容について
先日ワンダークロッシェ (かぎ針編みバージョンの記録)の作品をアップしたところですが、今回は棒針編み版となっています。
まっすぐな針に糸をかけて編む棒針編みをもっと面白いかも?ということで、
色々な棒針編みの模様編みのアイデアやパターン集となっています。
糸の掛け方、目の引き出し方、様々なテクニックから編む謎解きの様な編み方が14種類掲載されています。
ワンダーニット目次
<編み方色々>
バブルステッチ、ヘリンボーンステッチ、コックルシェルステッチ、リネンステッチ、ドライブ編み、スモッキング編み、
リーフステッチ、エンボスステッチ、バスケット編み、デイジーステッチ、引き上げ編み、プリーツ編み、リバーシブル編みなど
<編めるアイテム>
ティコゼー、クラッチバッグ、つけ襟、スカート、ニット帽、小物入れ、アンクルウォーマー、マフラーなどなど。
ドミノ編みステップアップ
ドミノ編みでは、ブランケットの編み図と編み方が掲載されているのがとても嬉しいです。
小物でドミノ編みをマスターしたら、次のステップはブランケット、その次は立体的なウェア。
などと、ドミノ編みマスターへの道を自由に思い描いていました。
かぎ針でも棒針でも、それぞれに色々なテクニックがあって、編み物は本当に奥深いなぁ。
ニットであったか冬支度
ワンダーニットと同じ様な少し変わった編み方パターンの書籍では、「ニットであったか冬支度」という林ことみさんの本にも
リバーシブル編みやモザイク編み、フィッシャーマンリブ編みスカラップレース編みなど掲載されていました。
この間の猪谷さんの靴下が編めたときにも思っていたのですが、
編み方自体を考えられたり、オリジナルの編み方を発明された方のものを、現代までうけ継ぐことができ、
こうして楽しませていただけてありがたいなと感謝の気持ちに尽きます。
おわりに
ドミノ編みの手始めとなる作品として仕上がった小さなピンクッション。
はいだら、おまんじゅうの様に少し丸みが出てお菓子の様になり、自分的には気に入っています。
小さな編み物の小物は、ちょこんとそばに置いていられて、何となく気持ちがほっこりしてくるというか嬉しくなるので不思議です。
小さなものはすぐにできるので、大きなものの合間に休憩ポイントとして
少しずつコツコツとまた編んでいきたいなと思いながら、穏やかな春の訪れを待っている今日この頃です˚*‧ˈ❀₊.٭
お読みいただきまして、ありがとうございます。
-
【もっと楽しむかぎ針編み ワンダークロッシェ】 大切なワンコにティペット編みました。
続きを見る
シンフォニーウッド シリーズ
-
ニットプロの輪針セットの編み針の編み心地の良さが逸脱!【シンフォニーウッド輪針・5本針・2本針】
続きを見る