どのかぎ針を選んだら良い?
セットで買った方が良い?
メーカー品が良い?
初心者の頃、どんなかぎ針を使ったらよいのか悩むことと思います。
色々なメーカーからかぎ針が出ていますが、店頭で試し編みをすることもできないため、口コミが頼りになりますよね。
私自身、初心者のころかぎ針選びは常に悩んでいました。悩んだ結果、色々なサイトの口コミを読み漁っていました。
さらには、色々なかぎ針を収集しその都度編み心地などを比較してきました。
そんなかぎ針コレクターの私が😅、各メーカーのかぎ針のレビューとして
各かぎ針のメリットやデメリットをまとめ、おすすめのかぎ針もご紹介しています。
<記事の内容>
かぎ針の基礎知識と種類
かぎ針メーカーさんの商品紹介:メリットとデメリット
かぎ針の選び方のポイント
レベル別かぎ針セットのおすすめ
実際使っているかぎ針の写真を使って比較&説明していきますので、
ご自身に最適な「かぎ針選び」の参考にしていただけたら嬉しいです。
また、記事の後半には「狙い目」の素敵なかぎ針をご紹介していますので、
少し長いですが最後まで読んでいただけますと嬉しいです♪
かぎ針とは?
かぎ針選びの前に、少しだけ基本的なことを覚書として残しておきたいと思います。
かぎ針のフック
かぎ針とは、棒針と違って先端が「カギ」状になっている編み針のことです。
かぎ状の先端のことを「フック」と呼びます。
このフックに毛糸をかけて引き抜くことで編み目をつくり形にしていくのがかぎ針編みとなります。
かぎ針のサイズと表記の仕方
一般のかぎ針のサイズと表記
かぎ針は、基本的に2/0号からになります。(0号まではレース針に該当します)
サイズ表記 | 軸の太さ | 読み方 |
2/0号 | 2.0mm | にぜろ |
3/0号 | 2.3mm | さんぜろ |
4/0号 | 2.5mm | よんぜろ |
5/0号 | 3.0mm | ごぜろ |
6/0号 | 3.5mm | ろくぜろ |
7/0号 | 4.0mm | ななぜろ |
7.5/0号 | 4.5mm | なな.ごぜろ |
8/0号 | 5.0mm | はちぜろ |
9/0号 | 5.5mm | きゅうぜろ |
10/0号 | 6.0mm | じゅうぜろ |
<一般のかぎ針の表記の仕方>
5/0号、6/0号といったように、「○/0号」と表記するのが正しい状況です。
後半の「/0号」の部分を略してしまい、5号、6号と書いてしまう場合が多いです。
ジャンボかぎ針のサイズと表記
ジャンボかぎ針は、上記の写真のようにフックの部分がかなり大きなサイズ展開です。
かぎ針は10号までの6mmでしたが、ジャンボサイズになると7mmから20mmまであります。
ジャンボ針サイズ表記 | 軸の太さ |
7mm | 7mm |
8mm | 8mm |
10mm | 10mm |
12mm | 12mm |
15mm | 15mm |
20mm | 20mm |
ジャンボのかぎ針は通常のかぎ針と違って、表記のまま読み上げるのでわかりやすいですね。
▶︎▶︎▶︎ジャンボかぎ針「アミュレ」と「エティモ」の比較
こちらもCHECK
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こどもと楽しむ初めてのかぎ針編み 〜エティモのジャンボかぎ針「グランちゃん」購入レビュー〜
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実際使用している編み物教室風景は下記より
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ニット男子くんたちと編み物を楽しむ
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かぎ針の種類いろいろ
かぎ針の材質による比較と違い
<左から:木製(両かぎ針)、木製、金属(グリップなし)、金属(グリップあり)、アクリル>
主に材質の違いとしては下記の3種類に分かれています。
- アクリル製
- 金属製
- 竹製
向かって左端は、ご縁があって譲っていただいたかなり昔のかぎ針になります。
私の元にやってきたことに意味があると思い、今回載せさせていただきました。
よく見ていただくと、かぎ針のフックが上下両方についています。
かぎ針の針先(フック)の比較と違い
- 片かぎ針:シングルフック
- 両かぎ針:ダブルフック
フックが一つしかないものを、シングルフック(片かぎ針)、
二つついているものを、ダブルフック(両かぎ針)と呼ばれています。
この後の比較紹介の中で、シングルフックもダブルフックも登場しますので、
そちらで詳細をご確認いただけます。
体験談からのメリットとデメリットをズバリお伝えしていきます。
かぎ針のメーカー比較
クロバー cloverかぎ針
クロバー clover【アミュレ】
こちらは、大人気のクロバー さんのアミュレです。
メリット | デメリット |
カラフルで可愛くて、号数を覚えやすい。 | カラフルが苦手な方は、ちょっと派手かな? |
グリップ付きで持ちやすい。 | グリップがあることで、リフ編みなどには不向き。 |
重みで編みやすい時もある。 | やや重めのため疲れやすさがあるかも。 |
感想
初心者の頃にグリップ付きのかぎ針で初めて購入したのが、このアミュレでした。
それまでは、昔ながらのグリップのない両かぎ針を使っていたので(後述)こちらに変更した時は、
ぐんと編みやすいと感じ、よく使わせていただきました。
何と言ってもカラフルで可愛いです。
そして、そのカラフルさゆえ、何色が何号かを知らず知らずに覚えてしまうんですね。
4号ならオレンジ、5号なら赤色、6号なら紫、といったように。
アミュレのかぎ針セットの中に含まれないのが、アミュレの9号です。
ピンクでかわいらしく、9号という絶妙なサイズ感でもあり後に買い足しました 😛
クロバー clover 【ペンE】
こちらも、根強い人気を誇るクロバー さんのペンEです。
メリット | デメリット |
軽くて手にフィットする | 軽さゆえ、持っている感覚がない時がある |
フックがマットで滑らずに編みやすい | 平べったいグリップが手に合わない場合がある |
色がシンプル | 色が地味かも |
感想
ペンEは平たいグリップが特徴で、グリップの角度が固定されています。
それまで使っていたアミュレと角度が違っていたので、最初は慣れませんでした。
しかし、親指の位置が決まり、ほどよく手指にフィットするのです。
そしてフックはマット調なので、すべらずに標準的なキツさゆるさで編むことができるようになりました。(標準的とはラベルに書いてあるような見本のゲージです)
長く編むようになった私は、「この軽さとフィット感と編み心地」が病みつきとなりました。
どれだけ編んでも疲れ知らずのかぎ針として、
今では一番出番が多いかぎ針となっています。
最初に別のかぎ針を使っていると、その軽さに驚くかもしれませんが、
ベテランの方で、このペンEのかぎ針を持っておられる方が多い印象があります。
クロバー clover グリップなしかぎ針【クロバー ゴールド】
クロバー さんのおなじみ、ゴールドは、昔ならではの馴染みやすさがあります。
メリット | デメリット |
フックが程よく、毛糸を掴んでくれる。 | グリップがないため手が疲れやすい。 |
リフ編みが編みやすい。 アフガン編みを編む代用になる。 昔ながらのかぎ針のため、懐かしく安心する。 |
金属部分が少し冷んやりする。 |
感想
こちらは、オーソドックスで懐かしく、
長くかぎ針をされておられるベテランさんや年配の方に馴染みが深いかぎ針だとと思います。
編み物のキットを購入すると、このグリップなしのクロバー、ハマナカ 、KAなどのかぎ針がセットでついてくることがあります。
このかぎ針は、大好きなおばぁちゃんと一緒に編んでいるような気がしてきて時々使っています。心が癒されるというか、安心できるかぎ針ですね。
チューリップ tulip かぎ針
続いて、広島のチューリップさんのかぎ針です。
クロバー さんのかぎ針かチューリップさんのかぎ針かで迷う方は多いですね。
私も迷い、そして実際両方を使いました。
エティモ ETIMO
私が持っているのは、エティモピンクになります。
(エティモピンクは限定販売品のため、現在は代わりにエティモロゼが販売されています)
メリット | デメリット |
光沢があり、高級感がある(大人のイメージ)。上品な色。 | 親指の当たる部分が突出しており、持ち方によっては指にあたる |
比較的針が滑るので、きつく編む癖がある人にはよい | 限定商品は入手しづらい |
毛糸が軋む時は、編みやすい | 少し緩くなりやすいかな?(個人的にです) |
感想
全てのかぎ針の中で、一番落ち着いていて高級感を感じるのはエティモです。
個人的に滑りやすさがあるため、硬めの糸を編む時や滑りやすさを活かせる様に、
手をコントロールできるようになったときに使うのが良いかと感じています。
編み物に慣れていないと手の筋力が発達していないというのもあります。
デメリットの部分にも書きましたが、
グリップの先端が突出しているため、ナイフ持ちをする場合は親指が突出部にあたって少し持ちにくいようです。慣れてしまえば気にならないかもしれませんね。
私はペン持ち(鉛筆持ち)なので突出部分はさほど気にはなりませんが、何しろ他のよく滑るので、
緩手の私が編むとゆるくなりがちでした。
ゆるくなる場合は、号数を1つおとすなどして工夫して編んでいます。
とメンタル的に満たされてくるのはこのかぎ針の不思議な魅力ですね。
<エティモ プレミアムゴールドー>
年配になっても使いやすいのは、プレミアムゴールという名称のグレーのグリップのエティモですね。
落ち着いた安定感があります。
男女に拘らずに使用できると思います。
<エティモ ロゼ>
ただ一方で、ピンクを持っているのは女子力があがりますね。
グリップの部分が全て同じピンクではなく、号数ごとに微妙に変化していくロゼはおしゃれ感があります。
ピンクのかぎ針を持って編み物している「かわいいおばぁちゃん」って
可愛らしいんじゃないかなぁ感じます。
ピンク色に安っぽさがなく上品なピンクなのは、海外にはない日本製ならではさすがのチューリップさんのかぎ針ですね。
赤いエティモレッド購入レビュー!
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チューリップ tulip 両かぎ針
こちらの両かぎ針セットは、初心者の頃に一番初めに購入しました。
編み物の知識もそこそこの状態で、ただただ、「かぎ針すき!」「編み物が好き!」
「一生、続けたい!」
そんな((o(´∀`)o))ワクワクした想いで購入した、思い出の残る品です。
メリット | デメリット |
コンパクトにまとまる。 | 両かぎ針でサイズが違うため、 持ち直した時などは、途中で号数を間違えたりする。 |
4本で、一通りのサイズが揃っていて、持ち運びしやすい。 | グリップがないため、手が疲れやすい。 |
感想
アミュレを使う前にかぎ針のセットとしては初めて買ったため、思い出深く初心に戻れます。
購入動機は、手芸屋さんでセールになっていたのと
単純に少ない数で全ての号数が揃っているという「お得感」だけで購入しました。
その後、色々編んだり長時間編むようになると、持ちづらく疲れるようになり、
「グリップ付きかぎ針を探す旅」へ出ることになりました。
携帯にとても便利なので、
今となっては、モバ編みの時に活躍してくれています。車の中に入っています♪
▶︎モバ編みとは?:こちらの記事に記載しています。
ハマナカ かぎ針
ハマナカ ラクラク両かぎ針セット
ハマナカ さんの、ラクラク両かぎ針セット
メリット | デメリット |
グリップが握りやすく、鉛筆持ちもナイフ持ちでも、 両方持ちやすい |
専用ケースがコンパクトであるが、収納がしづらい。 |
カラフルさが統一感があり、号数を覚えやすい。 | かぎ針号数の表記がテープのため、取れてしまうか心配がある。 |
コスパがよい。 |
感想
アミュレやエティモを購入した後で、編み比べのために購入しました。
思ったよりも使いやすかったです。
グリップの部分がずれない様に工夫してあるので、滑りにくくてしっかり握れます。
また、鉛筆持ちもしやすければナイフ持ちもしやすいつくりで、グリップなしのかぎ針よりは、断然編みやすいです。
特に、エコアンダリアや麻紐は編みやすく、手が疲れないのでバッグを編む時とナイフ持ちをするときは、こちらのかぎ針をよく使用します。
そして、なんと言ってもコスパが最強です。
コスパ重視の方やエコアンダリアや麻紐を編まれる方、バッグをよく編まれる方は、
ハマナカ さんのハマナカ アミアミ両かぎ針ラクラクハンディセットがおすすめです。
近畿 KA
KA 竹製かぎ針
メリット | デメリット |
木製がおしゃれで、見た目がよい。 | 丸いグリップが持ちやすい場合と、そうでない場合に分かれる。 |
金属アレルギーの方など、地球にも肌にも優しい。 | 丸いため、卓上では、転がりやすい。 |
感想
私の場合は、丸いグリップだと編んでいる時に固定しづらさがあり、最初はスムーズに編めませんでした。
ですがおしゃれ感はダントツです。
また、木製のため地球にも人肌にも優しいというのは編み物にぴったりですね。
外観重視、インスタ映えを狙われる方はこちらの針と一緒に編んだものを投稿することで、
いいねのヒットは間違いないのではないでしょうか。
海外かぎ針メーカー
スーザンベイツ Susan bates
このカラフルなかぎ針は知る人ぞ知る? スーザンベイツのかぎ針です。
メリット | デメリット |
フックが鋭く、毛糸を逃さない。 | フックの形状が国産のものと異なる。 |
海外の色合いで華やか。 | フックの角度が鋭すぎて、毛糸を引き抜く時がなめらかでない。 |
所持している人が少ない。 | 海外の作りのためか、メッキが剥がれやすい。 |
感想
こちらは、知人にいただいたのですが正直あまり活用できていません。
かぎ針の頭の部分が日本製のものと異なるのが大きな特徴です。
メキシコ製と書いてありました。
海外の編み物動画をみていると、このカラフルなかぎ針がよく登場しており、
海外のクロシェッターさんにはよく愛用されているようです。
海外の編み手の方に憧れているとか、他者と違うものが持っていたいという方にはおすすめです。
スーザンベイツ かぎ針セット
100均一ショップのかぎ針
ダイソーのかぎ針
メリット | デメリット |
コスパがよい。何と言っても安価! | かぎ針の先端に鋭さがなく、毛糸を引っ張ってこれない時がある。 |
パステル調の色合いが可愛いらしい。 | フックのつくりが商品によってまちまちで、統一していない。 |
軽くて、握りやすい。 | 長く編むと疲れやすい。 |
感想
私がかぎ針編みを始めた時は、100均ショップにかぎ針は揃っていませんでした。
どんな編み心地なのだろう?と試しに使ったところ、思ったよりも編みやすかったというのが最初の感想です。
100円のクオリティでグリップ部分が思ったより握りやすかったのには驚きました。
編み針に費用をかけたくないという方は、こちら1択でしょう。
また、全くの初心者さんが試し編み限定を目的として使われるのには良いかと思います。
ただ、フックの状態も均一でなく、グリップもよく使っていくと残念ながらチープさが否めません。
長い目で見ると使いづらく壊れやすくなってくるのかなと感じました。
個人的に他のメーカーさんの編み心地を知っているので、100均さんは試し編み止まりです。
セリアのかぎ針
セリアさんにも、販売しているのを見かけたことがあります。
普通のグリップなしのゴールド系のかぎ針だった記憶です。
間違っていたら申し訳ありません。
※こちらは所持しておりませんため、詳細がわかりかねます。
かぎ針選びのポイント 「どのメーカーを買ったら良い?」
では実際「どのメーカーを買ったら良いのか?」と言う核心に迫っていきたいと思います。
編み物が続くかわからない場合
- 誰かにかぎ針を使わせてもらえるのであれば、使わせてもらって編み心地を確認する。
(編み物教室では貸し出しなどがされていますので、体験の時などを利用して、その教室の先生にアドバイスいただくのも良いかと思います。) - 上記が二つとも実現できなければ、興味のあるかぎ針を一つ購入してみる。
興味があるというのは、好きな色あい。グリップ付き。などで決められると良いですね。 - キットなどについているかぎ針で試してみる(この場合はグリップなしが多いです)
- 続ける自信がない場合や予算が厳しい場合は、100円均一のグリップ付きで試してみる。
続けていきたいと思ったときは、すぐにメーカー品に切り替える。
編み物をずっとやっていきたい場合
- 100円均一は、長い目でみるとその耐久性なども含めるとお勧めはできません。
- そのため、初心者でも「良いかぎ針」を使うことがおすすめです。
なによりモチベーションも上がってかぎ針編みが長続きする原動力になります。
やはりメーカー品の品質は最高なのです。
- 誰かにかぎ針を使わせてもらえるのであれば、使わせてもらって編み心地を確認する。
- 見た目やレビューから、これが良いと思ったセットのかぎ針を購入し試してみる。
色々編んでいくと、かぎ針にも慣れていきます。
ちなみに、私は編み物を続けたい気持ちと一生続けたいほどの楽しさをみつけたので、
初心者の頃から、迷わずセットを購入しました。
また、スポーツをするので「メーカー品」のシューズや物の質の高さと価値などはその都度体感してきており、
「ものは形から」「質を重視」というのに慣れてきていることもあります。
かぎ針セットを購入することの最大のメリット
かぎ針セットがあることの最大のメリットは、
いつでも、編みたい時に編みたい号数で編める手っ取り早さにつきます。
買い足していくのが面倒という方にはもってこいです。
人により予算や計画があるかと思いますので、
必要なかぎ針を一本ずつ買い足し、
集めていく楽しみを味わっていかれるのも一つですね 😉
色々な方法でかぎ針集めをたのしまれてくださいね。
編み物の段階別のかぎ針の選び方
初心者さんの「かぎ針編み始めの一歩」におすすめのかぎ針セット
私が現在、100円均一以外が良いという初心者さんにおすすめるのは、
ハマナカ さんのハマナカ アミアミ両かぎ針ラクラクハンディセットです。
前述したようにコスパよいので、この先長く続けられるかわからない、
という不安がある場合は、お試し感覚で手に取りやすいかなと感じます。
また繰り返しとなりますが、個人的にはナイフ持ちでも鉛筆(ペン)持ちでも
誰にでも握りやすいのではないかなという点が理由です。
もしこちらを使われてみて、もっと編みやすいかぎ針を追求したいと思った時や、
中級・上級などレベルが上がったときには
改めてご自分にあったかぎ針を選択し直すのも一つの選択肢かと思います。
かぎ針は消耗品なので、経年劣化もあります。
買い替えの時に選択し直すというのもありですね。
それでもやっぱり、クロバーさんかチューリップさんが良いという場合は、
アミュレが良いかなと思います。
エティモは初心者さんですち、個人的には少しだけ扱いづらさがあるかなと感じます。
かぎ針編み初心者の方〜中級者の方
超初心者をすぎて、少しずつ編むのに慣れてきたら
クロバー さんのアミュレもしくは、チューリップさんのエティモ を選んでゆくと良いと考えます。
自身で編む時の手加減ができるのであれば、エティモでもよいかと思われます。
私の編み物の知人の中では、アミュレを見る機会がやはり多いような気がします。
かぎ針編み中級以上の方
中級以上になってきますと、すでにご自分の編みやすいかぎ針というのにはたどり着いていると思われるため、
あえて私がお伝えすることはないのですが、
個人的にお勧めするならば、クロバー さんのペンEです。
前述させていただいた通り、
アミュレもとても編みやすいのですが、個人的にはグリップがしっかりしている分重さを感じます。
長時間編んでいると、かぎ針の重さで手が疲れるようになったため、
同じグリップでも軽さのあるペンEに切り替えたわけです。
この点は、編む時間にもよりますし、
重みがある方が好みという方もいらっしゃるので
1本購入するか、試し編みをされてから決められるのがよいかもしれないです。
現在、休みの日は、食事以外の起きている時間は
ほぼ編むといった、かなり長く編むようになりましたが、疲れは一番感じなくなりました。
以上より、長く編む方現在のかぎ針だと疲れやすいと言う方には、
ペンEは試される価値のある一押しのかぎ針です。
使い方によって、感じ方は人それぞれだと思われますので、参考とされてくださいね。
最終的には自分にあったかぎ針というのは、
編むもの編む時間によってかなり左右されると言う点が、肝心かと思います。
番外編:個性派さんは限定品を狙おう
みんな持っているから嫌だ!という方は、
周りの人が持っていないもの、持っている人数が少なめの「限定品」を狙ってみるのもありです。
限定品を取り扱っているのは、クロバーのペンEやエティモです。
クロバー さんのペンEシリーズの方がバリエーションが豊富です。
さらには、こちらの豹柄のペンEセットはかなり素敵で、いつも完売していることが多いです。
在庫がある時が狙い目です♪
編みやすい感触や編むものというのは、本当に人それぞれに使いやすさが異なるので、
さらなる編みやすさを研究するのがお好きな方は、
(私のように?)コレクターになってみてくださいね(笑)。
自分に最適なかぎ針のメーカー選びのポイント
ポイント
- 初心者・中級・上級では、それぞれ手指の使い方・使う筋肉・編む時間などが変わってきます。
- そのため、ある程度の段階で、その時の自分の編み方に合ったかぎ針を探すと良いかなと思います。
- もちろん、最初に選んだかぎ針で不満のない場合は、それをずっと使っていくというのもありです。
まとめ
今回、実際手元にあるかぎ針を使った感想(メリットデメリット)をお伝えしながら、各かぎ針のメーカーごとのレビューをしてみました。
- 試し編みができる環境であれば、試し編みをしてみる。
- 長くかぎ針編みをしていきたいという覚悟がある方は、質の良いセットを購入しておくといつでもなんでも編むことができる。
- 良質なかぎ針は手指にもからだにもやさしく、モチベーションがあがりやすい。
- どれが良いのかわからない方は、自分のテンションの上がりやすいかぎ針を使ってみる。
- 編む時間や編んできた経緯などもしくは、かぎ針の劣化による買い替えなどのタイミングでその都度使いやすいかぎ針を見直すのも一つ。
(例:中級程度になったら、自分にあったかぎ針を再度検討するなど) - 編む材質や編む時間などで、自分の手のきつさや編むものの種類、体調、生活スタイルにあった、最適なかぎ針を選ぶ。
こんな感じで選んでいかれると良いのかな、と私の経験からまとめさせていただきました。
これからかぎ針編みを始められる方などの参考になれば幸いです。
また、棒針についての比較も記事にする予定なので、また遊びに来ていただけますと幸いです。
またかぎ針のコレクションについてはバージョンアップしていくので、
もしよければまたブログ遊びにきてくださると嬉しいです。
素敵なかぎ針編みライフとなりますように♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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