ボランティア かぎ針編み オパール毛糸 編み物と想い 編み物活動

被災地の東北へ編んだ「絆モチーフ」と防災グッズ

 

東日本大震災から今日で11年。

少し前に被災地東北へと編んだオパール毛糸の「絆モチーフ」。

今も忘れることのない当時の想いや友人の被災経験から、自分なりにできること。

 

東日本大震災への支援活動

当時のこと

2011年(H23年)3月11日、東北地方を中心に18425人死者と行方不明者を発生させた巨大な震災。

当時は仕事中で、激しい揺れと同時にテレビに映され続けるその恐ろしくも悲しい映像の数々。

災害ボランティアに回って支援活動をしたかったのですが、

その時は人手的に職場を離れることもできず、見守ることなどしかできませんでした。

 

梅村マルティナさんから広がるご縁

時は流れ、編み物をするようになり、

オパール毛糸に出会ってから梅村マルティナさんの本に出会いました。

そして、マルティナさんの支援活動を知り大変感銘を受け、

その後イベントを通してマルティナさんに出会い、(お会いした時の記録

「オパール毛糸」を扱うお店、東北は震災地・秋田県の「コーヒー&ニットIVY」さんにたどり着きました。

そして、IVYさんが活動されている被災地活動の内容が大変素敵で、活動に参加させていただいたのは少し前のことです。

 

みんなの想いをつなげよう

絆タペストリー

IVYさんは色々な活動&企画をされておられますが、

2021年の東日本大震災から10年目前後の年に行われたその活動に賛同し、手編みモチーフを編みました。

IVYさんの発信するテーマは「みんなの想いを繋げよう」です。

 

震災への想いを寄せて「オパール毛糸のみ」で「10x10cmのモチーフ」を編み、

全国から「1000枚」のモチーフを集めてそのモチーフをつなぎ合わせ、

「大きな1つのタペストリーにする」という企画でした。

 

オパール毛糸で編んだモチーフをIVYさんに送付させていただいた後は、

その後の「モチーフつなぎ」作業から完成まで、スマホ越しに見届けることができました。

 

完成した絆タペストリー

そのオパール毛糸で編んだ大きなタペストリーのできるまでの経緯と完成品などは、IVYさんのHPや、

梅村マルティナさんのHP(ブログ)などで拝見することができます。

1000枚ものモチーフを手作業でつないでいくという、ものすごく根気の必要な大変な作業。

 

出来上がった大きなタペストリーは、全国からの愛と力を感じられる素晴らしい作品で圧巻でした。

近くだったら作業にも参加できればと思いましたが、画面越しに出来上がっていく様子を待つ楽しみを知りました。

 

実際に編んだオパール毛糸の絆モチーフ

グラニースクエア モチーフ

沢山編むことはできませんでしたが、

簡単な編み方なので、隙間時間を使えばそんなに時間はかからず、気軽に参加することができました。

 

ぱっと見は、地味ではありますが、全てオパール毛糸で編んだグラニースクエア のモチーフです。

オパール毛糸で編んだ靴下やベストの余った残り糸などを使ったので、単色の部分も多くなってしまいました。

 

グラニースクエア チャリティ

 

地味に仕上がったモチーフでも、これがたくさんの皆さんの作品と繋がると、

単色の部分も生かされてくるので不思議です。

 

※2021年バージョンは違うデザインとなっています。

 

グラニーの三角モチーフ

オパール毛糸のモチーフを探していたら、グラニーの三角形のモチーフを編んだものがも出てきました。

シープルさんでも、オパール毛糸を用いた様々な企画がされていることがあって、その時のものかな?

(ちょっと記憶が曖昧です)

 

毛糸はオパール毛糸の定番「フンデルトヴァッサー」シリーズです。

 

その後に続くオパール毛糸のご縁

この企画に参加させていただいてからは、IVYさんからご丁寧に「年賀状」が届いたりと、

その後もつながっていくご縁に感謝しております。

IVYさんオリジナルのあみぐるみや靴下の編み図なども色々あり、楽しませていただいています。

 

友人の被災体験から

熊本大震災

東日本大震災のあとも、熊本大震災が起こりましたが、

そのときには、慕っている友人が被災してしまいました。

 

友人は幸いにも命を取り留めましたが、大切な人たちを失いその後、故郷を離れる決断をしました。

この時、なかなか友人に連絡がとれなくてものすごく心配だった体験から、

大切な人にはコンスタントに連絡をするように心がけています。

 

備えあれば憂いなし

さらに防災グッズを揃えたのは、この熊本地震がきっかけです。

当時は誰も皆同じことを考えていて、みるみるうちに完売になっていった防災グッズは下記です。

 

防災グッズ

 

<防災グッズの中身>

非常食、非常用水、防寒グッズ、非常用トイレ、目隠しシート、ランタン、ラジオ、非常用寝袋

ドライシャンプー、アイマスク、耳栓、レインコート、圧縮タオル、救急グッズなどなど

 

すぐに使うことができるように、SOSのホイッスルや懐中電灯などは吊るしていて、

軍手などもすぐに取り出せるように、自分で色々と付け足したりしました。

 

 

荷物が大きめなので、避難場所へいくなど以外の緊急時などには

背負って移動するのにはちょっと体力に自信がなくなりつつあるので、

もう少しシェイプさせたいと思い、見直していました。

 

新たに加えた編み物

今回新たに、

コンパクトなタイプの編み物用品( モバ編み用の編み針と毛糸)などをリュックの中に忍ばせました。

 

モバ編み 編み物グッズ

 

マルティナ さんが編み物で人々の心を救われたように、

どのようなことが起きても、余裕のない時ほど

自分自身も編み物をして落ち着きを取り戻せるように。

 

メンタルの変化

いつ何が起こるかわからない世の中、被災グッズの準備や備蓄などの準備が

いつか自分の身を守ってくれるだろうと。

 

「来たらどうしよう」といつも怯えていてはメンタルに良くないのですが、

防災アイテムを揃えたことで「準備をしておくことで、いざという時でもなんとかなる!」

と気持ちを強く持てるようになりました。

 

どんなことも「明日は我が身」であり、「備えあれば憂いなし」だと

いつも肝に銘じています。

 

備えるものおすすめ品

などなどこれからの社会に備えて、少しでも備えいざというときのために。

 

おわりに

 

自分一人では何もできなくても、

一人ずつの「少し」を集めたら、それは「ちりつも」となって大きな意味を成し、

そこに新しい意味が生まれて広まっていき、必要な誰かの心に届いていく。

 

絆タペストリーに参加して、

遠く離れていても同じ想いで人は繋がり、想いはとどくという、貴重な体験をすることができました。

 

そして、どれだけ時間を経ても

これらの出来事を風化させることなく忘れずにいて、自分にできる小さなことを探し続けていきたいと、

自分なりに想いを馳せた2022年3月11日となりました。

 

来年の今日も、平和を祈り穏やかに過ごせている世界でありますように。

 

ご訪問いただき、ありがとうございました。

 

編み物チャリティ活動一覧はコチラ 幸せを編む毛糸

 

 東日本大震災経験者が本気で考えた避難セット

 


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はじめてでもかわいく作れるかぎ針編みのモチーフ&小物

 




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