先日ボタンをつけ終わったベストですが、
水通しをした後なんとか乾いて無事に完成しました。
今回はその「水通しから乾くまで」の手順を記録してみました。
手編みのベストだけではなく、今後の編み物のウェア(手編みのセーターやカーディガン)など
次回編む時に役立てたいと思います。
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【編み物ウェアにおけるボタンの付け方】〜手編みベストを編みながら⑤
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クリックできる目次
編み物ウェアの水通しについて
ニット作品の水通しの目的
ニットの水通しの目的は、「靴下の水通し」の目的と同様になりますので、
靴下の水通しの記事にも目を通していただければ幸いです。
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手編み靴下の水通し(ブロッキング)方法の詳細をまとめました
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編み物の水通しの方法
水通しから乾燥までに必要なもの
たらいやおけ(洗面器)、ニット用中性洗剤、洗濯用ネット、洗濯機(脱水機能のみ)、ぬるま湯(または水)、
服を干すネット、バスタオル複数枚(大きいもの)
手編み作品の水通しの手順
1、スチームアイロン仕上げ
スチームアイロンで仕上げ、編み目を整える。
ピン打ちをして蒸気を当てる。
>>>おすすめのニットアイロンの詳細(アイロンマットとスチームアイロン)
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2、ぬるま湯(人肌程度または水):(自分がゲージをとったときに水通しした方法)
ぬるま湯に1をいれて、自然に浸しておく。
こうすることで、洗剤が編み地に染み込みやすくなるため、洗剤はいれずに水に馴染ませる。
3、ネットに入れて手洗いする。
浸透させることができたら、デリケート用洗剤を入れて手洗いします。
この時に、ネジってしぼると毛だまの原因となるため、「押し洗い」をする。
今回は3回ほどで透明な水になりました。
4、洗濯機に入れて、脱水モードにし30秒で止める。
5、洗濯機から出したところ。必要に応じてタオルドライ する。
少し水気が気になったのでタオルドライ しました。
大きめめのタオルの上に出来上がったベストやセーターを置く。
↓
編み地は裏側を中表にする。
↓
タオルでグルグル巻きにして、上から手で優しく押しながら水分をタオルに吸収させる。
6、水分が取れたら、ウェア用ネットで陰干しする。
ちなみにこちらのネットは、100円ショップさんで購入しました。
手編みのベスト完成
手編みのベスト完成画像
水通し後の変化
完成してみて、やはり編み目がしまったような整った感がありました。
水通しかスチームだけか迷いましたが、
手間をかけるだけ仕上がりに効果的ですね。
さらに、ふんわり軽くなった感じがしました。
サイズ測定
サイズは、身幅47cm×着丈58cm
最初の出来上がり予定は56.5cmで計測していましたが、
気持ち長い方が良さそうだったので途中で調整しました。
使用毛糸
使用毛糸:ハマナカ メンズクラブマスター6玉用意→5玉
1玉50g 50×5=250g
使用棒針:ゴム編み部分:JA9号、本体JA11号
ゲージ:14ー15目 18-19段
使用棒針:チューリップ輪針
デザイン:風工房さん
※毛糸の品質は画像のような感じです。
まとめ
11月末から編み始めたケーブル模様のシンプルなニットベスト。
(>>>>①から読む場合はこちらの記事になります)
日数的には予定よりもオーバーしてしまいましたが、楽しく編むことができました。
紺色は夜は厳しかったですが、シンプルな模様だったのでさほど困りすぎずにすみました。
もっと複雑な模様だったら夜編みは厳しかったかもしれません。
そして今回のデザインは特に襟の編み方が特徴的で勉強になる編み方でした。
編み物ウェアの水通し方法も、再度確認ができたのでこの後編む予定のセーターにも役立てたいと思います。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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