日本ヴォーグ社 編み物の通信講座「かぎ針編み講師科」を受講した記録をまとめています。
前回①②③までが、第1回目の提出課題「自分サイズのプルオーバー 」の
採寸と製図、編み地のスワッチの提出&添削結果のまとめでした。
今回から第2回提出課題に入っていきます。
第2回目は「自分サイズのプルオーバー 」の割り出しと本体編みについてになります。
今日は、スクーリング受講内容がメインとなります。
クリックできる目次
ヴォーグ社・かぎ針編み講師科「第2回の提出前にスクーリング受講」準備
スクーリングについての準備
スクーリングについての内容
・スクーリング前にすること
・スクーリングの教室選び
・スクーリングで学んだこと
かぎ針編み講師科「スクーリング」を受ける教室を決める
この教室選びは時期的に少し大変でした。
ちょうど感染症が流行していた時期だったというもあり、
急に教室が休業になる可能性もあると言われたり、
先生が急遽おやすみになるかもしれないと言われたり。
そのような中で、なんとかスクーリングの教室が決まっていきました。
スクーリング教室選びの基準
私が教室選びの際に大切にしたことは下記になります。
学校の先生にも相談してアドバイスもいただきました。
1、車でいけること
2、できれば今後のことも考えて通いやすい場所
3、先生との相性
4、マンツーマンで受けられるかどうか
自宅から一番通いやすかった場所は、急に休業になるかもしれないとのことだったので、
少し離れた隣の街まで足を伸ばすことにしました。
※教室の一覧は学校が用意してくださいます。
スクーリング受講希望の教室に電話をする
受講場所を決めたら、教室に電話をするのですがこれがとっても緊張しました。
お会いしたことのない先生に初めて依頼する。
私は合計3カ所の教室(先生)に連絡させていただきました。
そこで話した印象を確認したり、スクーリングする場所が自分に適しているかを確認してみて
最終的に決めることになります。
スクーリング申し込みの電話をした際に確認したこと
スクーリング予約にあたって、特に確認したことは下記となります。
1、マンツーマンでの講習なのか、ほかの生徒さんとも一緒の講習になるのか
2、空いている時間帯と、都合が悪くなったときに変更が可能かどうか
3、駐車スペースがあるか
以上のことを短時間の電話のやり取りで聞き出しつつ判断するため、全集中して電話をさせていただきました。
そして、3つの教室の中から自分の条件に適した教室を選出することができました。
あとは受講するのみです。
スクーリング前の準備
教室を決めるのと、スクーリング前の準備は同時進行で行なっていきました。
スクーリング前にすること
私の場合、返却されてきた先生のコメントから袖ぐり部分の製図を修正する必要があったので
その修正が終わってから、下記のステップに入りました。
1、実物大製図を書く
2、目数と段数の計算をして編み方図を作成する
実物大製図を書く
大きな製図用しに書いていくため場所を確保するのに大変でした。
大きめのこたつの上で作業しましたが、ほかのものは何もおけなくなりますので
一気に書いてしまいました。
編み方図を作成
四捨五入をするのと、全体の目数段数とバランスを取ることについては
先生に確認しながら行いましたが、
大変勉強になりました。
最終的にスクーリングの先生にみていただいて、
提出前にはきれいに清書していくことになります。
割り出しの準備
あとは、割り出しができるように、
模様集の模様を実物大製図に貼り付けられるほどにたくさんコピーをしました。
そして、いざスクーリングへ。
かぎ針編み「スクーリング」の内容
かぎ針編み講師科・スクーリングに持参したもの
必要なものはテキストにのっていたので、チェックしながら忘れ物のないように準備をしていきます。
電話の時にも先生が必要なものを確認しながら再度教えてくださったので、
漏れのないように気をつけました。
<持参したもの>
・入門科のテキストセット
・講師科のテキストセット
・模様集のコピー
・トレーシングペーパー
・50cm定規、デザイン定規、
・はさみ、テープ、メジャーなど
もしもコピーが足りなかったらという非常事態にも対応できるようするために、
近くにコンビニがあるかどうかも事前に確認をしておきました。
メジャーは、個人的に採寸の確認をしたかったからです。
先生にはかっていただけるチャンスは貴重なので、質問も沢山準備をしていきました。
結果、事前に準備したコピー分で足りましたのでコンビニは使用しませんでしたが、
スクーリング終了後のご褒美に、帰りにデザートを購入して帰りました☺️
スクーリングで教えていただいたことや確認したこと
1、採寸の確認をしていただいた
これは必ずしていただこうと思っていて、メジャーを持っていきました。
先生に測定していただいたら、背丈の測り方が若干縮みました。
(ということは、また少し製図を修正しなければならないということです)
2、編み地へのスチームの当て方について確認をした
スワッチの編み地のスチームアイロンの掛け方を丁寧に教えてくださいました。
いちばん驚いたのは、先生の手捌きが素晴らしく早かったことです。
間近でみることができて大変勉強になりました。
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3、編み方図の確認
目数段数が正しいかを確認していただきました。
作り目の目数、また縁編みをする時の拾い目の目数についてはわからなかった部分について
編み物独自の計算方法とともに、その方法を知ることができました。
中でも襟の縁編みの拾い目にはいくつか方法があり、
どのテキストにも載っていないことを教えていただけたことは貴重な体験となりました。
先生に感謝しています。
4、割り出しの確認
これが一番大変で、トレーシングペーパーとコピーした模様を実物大似合わせるため、
はさみとテープで工作がしばらく続きました。
このような地道な作業を繰り返しながら、作品は生まれていくのだなぁと感じた部分です。
そのあと今回のメインの「割り出し」の勉強に突入します。
最初はなんとなく先生の言われるがままに書いていましたが、
見頃、袖、など順を追って行くごとになんとなくポイントが見えてきました。
前回の製図の準備の記事でご紹介した「赤色と青色のシャープペンシル」がここで役立ちました。
時間があっという間に立ち、スクーリング終了となったわけですが
午後の明るい時に伺い、終了時には日没してあたりはすっかり薄暗くなっていました。
長い時間、休憩もほとんど挟まずにみっちり教えていただくことができ、
大変充実した時間を過ごせた満足感に浸りながら帰路につきました。
スクーリング終了後
その後、割り出しを自分で進めていくわけですが
わからない点はスクーリングの先生に聞けないので、学校の先生に確認しながらなんとか完成していきます。
スクーリングの時の記憶は緊張していたせいか早くも記憶が薄れかけていたので、
自宅に戻って忘れないうちにと、早めに取り掛かりました。
そのうちに、何度も割り出しをしているとだんだん慣れて来て
スラスラ描けるようになってきました。
実物大製図の割り出しが終わる頃には、割り出し楽しいかも♪と思えるようになっていたことは、
一番大きな変化だったと思います。
まとめ
ヴォーグ学園の「かぎ針編み講師科」のスクーリングが終わり、割り出しの基本をマスターすることができました。
割り出しはやらないと忘れてしまうので、これからも積極的に取り組んでいきたい部分です。
次回はいよいよ自分で製図した作品(プルオーバー )の本体を編んでいきます。
次の記事でプルオーバー 完成となりますので、もう少しお付き合いいただけますと幸いです。
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